はじめに
Jupyter環境(JupyterLabまたはJupyter Notebook)で個別のセル(特にMarkdownセル)にリンクを貼る方法についてメモする。
自分への備忘録なので説明不足は平にご容赦。
どうやるの?
もう少し詳しく
MarkdownでURLへのリンクを貼る場合、
[Qiitaへのリンク](https://qiita.com/)
とかくと、
のように表示される。
外部サイトへのリンクは上記でよいが、ページ内の任意の場所にリンクを貼りたいこともある。その場合、まずリンクしたい場所にアンカータグを書く。
ここにリンクを貼りたい。
<a id='anchor'></a>
その後、上記の記法でアンカーにリンクを貼ればよい。
[アンカーに飛ぶ](#anchor)
実際にここをクリックすると、ページ冒頭に飛ぶ……と思ったけど、Qiitaだとうまく動かなかった(404になる)。
JupyterLabだとうまく行くので、まあいいか(投げっぱ)。
なお、当然アンカータグそのものは表示されない。
簡易目次
実際にやりたかったのは見出しへのリンクで簡単な目次を作ることだった。
デフォルトで見出しがそのままアンカーになっているので、それは普通にできる。
[はじめに](#はじめに)
こう書けばはじめにのリンクが作れるので、これを並べれば簡易目次ができる(これはQiitaでも動く)。
見出しの表記が日本語でも問題なく動作するが、半角スペースがある場合はハイフンで埋める必要があるっぽい(見出しが# First Heading
とかだったら[link](#First-Heading)
とする)。
まとめ
簡易目次を作ることそのものには別のスマートなやり方があるとは思うのだが、調べてもよくわからんかったので当分はこの方法を使うことにする。
最終的にはJupyterLabからLaTeXで吐いてPDF化するからそのときに目次を入れればいいんだけど、HTMLでもいい感じの目次が欲しいときなんかには使えるかも?