GeneXus Access Manager(GAM) #1 概要・セットアップ に続きまして、GAMのLocal Authentication Typeで、ユーザWebアプリ側に認証設定を入れる方法を確認します。
アプリ側認証関連設定
アプリログイン画面
上記Wiki文書記載の通り、最も簡単なのは、初期セットアップ時にインポートされたオブジェクト一式に含まれる「GAMExampleLogin」オブジェクトを別名保存して必要な改変を加える方法です。以下の例ではナレッジベース名をGAMSample・ログイン画面をGAMSampleLoginとしたのでややこしいですが、GAMExampleLoginがGAMセットアップ時にインポートされた雛形です。ここではただの別名保存で特に何もしていません。
ナレッジベースにログイン画面を設定
ナレッジベースのバージョンレベルのプロパティ「Enable Integrated Security」配下の「Login Object for Web」に当該ログインオブジェクト名を指定します。
画面側設定
画面側は(今のところAuthorizationは考慮していないので)、Authenticationの要否を設定するのみです。各画面オブジェクトの「Integrated Security Level」に「Authentication」、「None」を設定します(もう一つの選択肢「Authorization」については別途確認します)。上述のGAMSampleLoginは当然「None」になっています。
これにより未ログイン状態で「Integrated Security Level」=「Authentication」設定の画面へのリクエストをすると、GAMSampleLoginによりログインを求められるようになります。
2021年06月29日 初版