前提

2.x系の前提
2ミリぐらい調べた人向け
filamentの使い方やtipsではなく、そもそもなんだよってのを抽象的に書いていきます

そもそもなにか

alpinejs,livewire,tailwindで作られている最強管理画面生成パッケージFilament

chatGPT引用

Laravel Filamentは、データの表示、編集、削除、検索などの一般的な管理作業をサポートするコンポーネントを提供することが目的です。これにより、開発者は簡単にカスタムの管理ダッシュボードを作成し、アプリケーションの管理業務を効率的に行うことができます。

要は管理画面を効率的にUIと機能セットで作れるもの。

デモページ

filamentの構成

ドキュメントを見た際、恐らく管理パネルってなんだ？という所から始まると思います。
管理パネルとは、filamentそのものを指しています(filament/filament)
管理画面を作る仕組みのようなイメージ

管理パネルの中にそれぞれ独立した

フォームビルダー(filament/forms)
テーブルビルダー(filament/tables)
通知(filament/notifications)

が内包されています。↓のようなイメージ

管理パネルの各機能内でフォームビルダーやテーブルビルダーが組み込まれています。
ドキュメント内で「管理パネルを使用している場合は〜」という文言は、
「管理画面を作る仕組みを使っている場合は〜」という意味合いになります。
主にResources機能を指している場合が多いです。

各パッケージ概要

フォームビルダー

phpプログラムからフォームを生成するライブラリ、バリデーションの指定などもセットで行う

サンプル

Group::make()->schema([
    Card::make()->schema([
        DatePicker::make('date')
            ->label('日付')
            ->required()
            ->default(now()->subDay()->setTime('00', '00')),
        TextInput::make('title')
            ->label('タイトル')
            ->required()
            ->maxLength(255),
        Textarea::make('content')
            ->label('今日の良かった事')
            ->required()
            ->maxLength(65535),
    ])->columnSpan(2),
])->columns(3),

テーブルビルダー

phpプログラムからテーブルを生成するライブラリ。
独自の検索フィルターが必要な場合はフォームビルダーも必要

サンプル

テーブルビルダー機能のカラムを指定するコード抜粋

テーブル列

TextColumn::make('start_date')->label('日付')->date(),
TextColumn::make('title')->label('タイトル'),
TextColumn::make('content')->label('内容')->limit(50),

フィルター

Filter::make('keyword')
    ->form([
        TextInput::make('keyword')->label('キーワード')->lazy(),
    ])
    ->query(function (Builder $query, array $data): Builder {
        return $query
            ->when(
                $data['keyword'],
                fn (Builder $query, $keyword): Builder => $query->where('title', 'like',
                    '%'.$keyword.'%')->orWhere('content', 'like', '%'.$keyword.'%')
            );
    })->indicateUsing(function (array $data): ?string {
        return ! empty($data['keyword']) ? 'キーワード: '.$data['keyword'] : null;
    })

通知

各ロジックの終了後や例外などに応じて差し込み、アラートを右上に数秒表示させる。
管理パネルのAction機能と組み合わせる事が多い。

サンプル

return Notification::make()
    ->success()
    ->title('処理完了')->send();

Actionとの連携

Action::make('処理')->color('success')
    ->action(function () {
        ...ロジック
        return Notification::make()
            ->success()
            ->title('処理完了')->send();
    })

まとめ

管理パネル = Resourcesなどの管理画面を作る仕組みの機能の事で、
Resourcesの作成機能や編集機能内にフォームビルダー、通知などが組み込まれている