2年くらい前に買った NanoPi NEO2 Complete Starter Kit の OS を Buster ベースの Armbian に変えてみました。その際のメモです。
MicroSD の作成
https://www.armbian.com/nanopi-neo-2/ より、 "Armbian Buster" をダウンロード。 MicroSD にイメージを書き込みます。
起動
Armbian の SD を NanoPi に挿入し起動します。OLED はまだ使えませんので、NanoPi が取得した IP アドレスを別途調べて、ssh でログインします。root のパスワードは FAQ に記載されています。
初回ログイン時に root のパスワード変更と作業ユーザーについて聞かれるので、適宜設定します。
OS の初期設定
いずれも armbian-config コマンドで設定できます。
- タイムゾーン
- ホスト名
- mDNS (Avahi を有効化)
- I2C (i2c0 を有効化)
NanoHat OLED を使えるようにする
NEO2 Complete Starter Kit には OLED hat がついていて、ベンダー提供のイメージ だと、OLED に時間や IP アドレス、CPU load を表示できたり、ボタンでシャットダウンさせたりできます。
OLED hat を使えるようにするため、Enable NanoHat-OLED manually に書かれているように、NanoHatOLED をインストールします。
sudo apt install python-setuptools libjpeg-dev
git clone https://github.com/friendlyarm/NanoHatOLED.git
cd NanoHatOLED
sudo -H ./install.sh
再起動して OLED の動作を確認します。ボタンで表示切替やシャットダウンが行えるかどうかも確認します。
以上です。
この NanoPi は SoftEther で使うことにしました。
続き です。