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無料で簡単にSlackからメールを送ってみる

Last updated at Posted at 2023-05-31

やりたいこと

  • PCがなく、携帯でのGmailログインが許可されていない場合でもSlackから特定の宛先にメールを送りたい
  • 無料版Zapierの2STEPしか組めないワークフローでもメール機能を実現したい

Zapierを使えばSlackから取得した情報を成型してメールや他のSaasに転送等できますが、
通常は成型のSTEPを挟むため、無料版の2STEPではかなりできることが限定的です。
それでも何とかSlackからのメールを送りたく方法を考えてみました。

Zapierの設定

Zapierではノーコードで自動転送や通知bot、ワークフローを設定できます。
登録方法やできること概要はここがわかりやすい:https://notepm.jp/blog/5856

  • ログイン後トップページからCrateZAPをクリックしてワークフロー作成を始める
  • TriggarにSlackを選択(初回はSlackで連携の許可が必要)、Eventに「New Pushed Message in Slack」を選択
    • これでSlack側で明示的にPushを押すと開始するワークフローになります
hogehoge
  • TESTボタンをクリックし、Slackのメッセージがパラメータとして取得できることを確認
  • ActionステップでGmailを選択(ここでも初回は連携の許可が必要)
  • Eventに「SendEmail」を選択
  • Actionの内容に以下を設定する
    • To:送りたい送信先アドレス
    • Cc,Bcc,Fromname,Reply to:お好みで
    • Subject:プルダウンから、Message Text
    • Body:TextAdded
hogehoge
  • Continue,Testをクリックし、問題がなければPublishボタンでリリース
    ※ワークフローの名前を送信先名称にしておくとよいでしょう。

Slack側の操作

  • Zapierでメール件名にSlack本文、メール本文にAddedTextを指定したので、まずは自分のチャットルームで件名をメッセージとして送信
    スクリーンショット 2023-05-31 151827.png

  • メッセージのメニューから「その他」→「Push to Zapier」を選択

  • Zap to triggerで先ほど作成したアプリ名(宛先名)を選択

  • AdditionalTextにメール本文を入力
    スクリーンショット 2023-05-31 151218.png

  • Pushを押してZapierから通知があれば完了
    スクリーンショット 2023-05-31 151835.png

ではメールを見てみましょう。

スクリーンショット 2023-05-31 152552.png

届いてますね。
メールのお作法は面倒に感じますが、とはいえ業務メールはもっと丁寧に書きましょう。

最後に

今回はZapierの無料枠でできる小技でしたが、有料版でできることはぐっと広がりますので、
さっさとライセンスを買ったほうが幸せになれそうです。
Slackでのメール検索とか画像の自動格納とかいろいろ試してみたいですね。

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