手順のまとめ
- Visual Studio Marketplace(拡張機能がここで公開されています。)で手頃な拡張機能を探す。
- GitHubからソースを入手する。(GitHubへのリンクがあります。※拡張機能によってはリンクがないこともあります。)
- 中身を修正してカスタマイズする。
-
vsce package
を実行してVSIXを作成 - VSCode上からコマンドパレットで
Extensions: Install from VSIX...
を実行、VSIXを選択して拡張機能をインストール
これだけで理解できる方は以下の解説は不要です。
はじめに
前回の投稿で、独自の拡張機能を作る方法を解説しました。
【拡張機能の作り方】Visual Studio Code(VSCode)のスニペット作成が面倒だったので、自作の拡張機能をインストールした。 - Qiita
上記では、「yo code」というコマンドで拡張機能の雛形を作る方法を紹介しています。
ただ、すでに多くの拡張機能がソースを含めて公開されています。
このソースをカスタマイズして独自仕様にすることもできるので今回はその手順を解説します。
手順
Visual Studio Marketplaceで手頃な拡張機能を探す
Visual Studio Marketplaceでは、拡張機能が公開されています。
今回はWorkbenchという拡張機能を使ってみます。
Workbench - Visual Studio Marketplace
GitHubからソースを入手
VSCode拡張昨日は、ソースがGitHubで公開されているものも多くあります。
GitHubからZipをダウンロードしてみます。


andrew-lis/Workbench: Workbench - the VSCode Extension
中身を修正してカスタマイズ
中身は当然動くソースなので、イメージもつかんでいけると思います。
たいてい、package.json
とsrc/extensions.ts
に調整をかけていくことになると思います。
(Workbenchは、src/extensions.ts
からsrc/commands.ts
、src/models.ts
が読み込まれているのでこれらもカスタマイズ対象でしょう。)
VSIXを作成
ひととおりの調整が終わったら、vsce package
を実行してVSIXを生成します。
VSCodeで拡張機能をインストール
VSCode上からコマンドパレットでExtensions: Install from VSIX...
を実行、VSIXを選択して拡張機能をインストールします。
これでカスタマイズした拡張機能を使うことができます。