はじめに
転職して1年がたったのでふと思いついて筆をとります。
SIerや客先常駐をディする意図はありません。
そういう働き方もあると思います。(ぶっちゃけ私はもう二度とごめんですが)
いろいろいいところや悪いところを比較していきたいと思います。
ほろ酔いなので誤字脱字見過ごしてください。
経歴
8年目にして中堅SIから自社開発に転職(いずれも数千人規模)
転職後1年経過
SIerのいいところ
1.いろんな現場を経験できる。
客先常駐や派遣のメリットはとにかくこれに尽きると思います。
一流企業に常駐して優秀な人と一緒に仕事ができたのはとても勉強になりました。
今思えば、厳しくはあったものの仕事の仕方や考え方は常駐先のお客さんから教わりました。連日終電までお客さんに怒られながらコーディング&資料作成をしたのはいい思い出でした。
様々な現場を経験できるので、どこでもやっていける力が身に付きます。
私は自身の強みや弱み、開発の上流~下流のどこが得意でどこをやりたいのかなども比較的はやく把握できたと思います。
2.比較的給料がいい
はっきりいうと中堅あたりのSIはパッとしない大学卒であっても入りやすいです。
その割に給料はいいので、とにかくお金が欲しいという人には良いかもしれません。
最近は減ったかと思いますが、残業が多いと2年目あたりで月の額面が60万円を超えたこともありました。専門卒であっても能力次第では採用されます。
SIerのいやだったところ
1.キャリアを考えにくい
会社都合で現場がころころ変わる。
こういうことがやりたいといってもなかなかやらせてもらえない。
技術に興味があっても平気でCOBOLの現場とかにアサインされる。(これは前職だけかも)
現場に長く(10~20年)常駐する人もおり、お客さんにかなり近い仕事をすることもある。
ただ開発がないため、お客さんの業務やそこのニッチな技術しかしらないまま中年になってしまう人が多くいる。その現場がシュリンクすると他の現場にアサインされるわけだが、当然これまでいた現場以外の業務や開発をしらないのでしんどいことになる。
2.技術力が低い
これは自社だけかも。技術的なことに関心がある人が少ない。
オブジェクト指向?なにそれ状態の人もけっこういる。
3.休みがとりにくい&残業多い
月の契約が160時間とかけいやくすることが多いため、あまり休みを取るとマイナス清算が発生してしまう。
もちろん利益がへることになるので、休みの多い月は余計な仕事を作って残業を増やして調整する。
4.プライドが低い
ほぼ派遣や常駐での勤務なので、一次受けから明確に線引きした対応をされる。
一次受けの新人との扱いの差に新人のころは地味に傷ついた。
年を取ったマネージャが一次受けの若手に怒られているところとかよく見る。
基本的に常駐させてもらってるため肩身は狭い。
パワハラ?お客さんからならノーカンです笑
5.開発環境の貧弱さ
デュアルディスプレイはもちろんない、ノートPCで開発なんて現場がごろごろある。
レビューはすべて紙に印刷するとか。
メモリ32GBなんて開発なら当たり前と思うが、メモリ4GBのノートで開発させられた時はびっくりした。
そりゃメモリ足りなくなる。
以上駄文でした。