前提
・gradleを使ってandroidアプリを開発をしたことがあること。
・gradleで「implementation(libs.androidx.navigation.compose)」のような依存関係の書き方がわからない人向け。
・この記事は、.gradle.ktsの書き方で紹介しています。
バージョンカタログを使うと🧐
gradleファイルで以下のように依存関係が実装されていることがよくあります。
implementation("androidx.navigation:navigation-compose:2.8.2")
バージョンカタログであらかじめ設定しておくと以下のように書ます!
implementation(libs.androidx.navigation.compose)
綺麗ですね。ただ、何も設定せずには書けません。
バージョンカタログファイルを作る🚀
プロジェクトのgradleフォルダに、libs.versions.tomlというファイルを作成します。
筆者のプロジェクトはもともと存在していました。
[versions]
[libraries]
[plugins]
以上のようにセクションを追加します。
バージョンとライブラリとプラグインで書く場所を分けます。
libs.versions.tomlの書き方✍
implementation("androidx.navigation:navigation-compose:2.8.2")は以下のように書けます。
[versions]
androidxNavigation = "2.8.2"
[libraries]
androidx-navigation-compose = { group = "androidx.navigation", name = "navigation-compose", version.ref = "androidxNavigation" }
[plugins]
[versions]には、androidxNavigation(任意の名前)の宣言とライブラリのバージョンを代入をしています。
[libraries]では、androidx-navigation-compose(任意の名前)の宣言と、ライブラリのgroup、name、version.refを設定しています。
navigation-composeライブラリのバージョン2.8.2を例にしています。
build.gradle.ktsに依存関係を実装する🛠
以下をdependencies内に書いてSync Nowを実行。
エラーが出なければOKです。
implementation(libs.androidx.navigation.compose)
終わりに👋
バージョンカタログで一括管理した方が、gradle.ktsファイルでバージョンを直書きしなくていいし管理しやすい。
以上!!!