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「目的を持った資格取得には価値がある」と信じたい。

Last updated at Posted at 2025-02-19

入社月に3つの資格を取ってから考えたこと。

昨年の11月に転職し、あるITコンサル企業に中途入社しているのですが、
入社してから取得推奨資格にMicrosoft認定資格があることを知り、入社月に3つ取りました。
ちなみに前職では基本的なWord,ExcelなどのMicrosoftツールしか使ったことしかなく、
エンジニアでもありませんでした。

取得した資格は以下です。
(本記事ではこれらがどんな資格か〜とかどんなふうに勉強したか〜とかは省略します。)

  • Microsoft Certified: Azure Fundamentals (AZ-900)
  • Microsoft Certified: Power Platform Fundamentals (PL-900)
  • Microsoft Certified: Azure AI Fundamentals (AI-900)

image.png

一応Credyプロフィールリンクも。

前提、取得難易度は低い。

まず上記3つの資格は取得難易度自体はかなり低いです。
特に根拠は挙げませんが、合格率や合格者数、合格体験記の数を調べていただくと理解いただけるかと思います。

900シリーズはMicrosoft・Azureへの入り口の役割を果たしているものであるため、内容や暗記項目もかなり少ないです。単純比較はできませんが私の体感としても、ITパスポートの難易度を数段下げた感覚です。

転職先に、”行動力”をアピールしたかった。

私が上記資格を取ったのは 「転職先に自分の行動力をアピールしたかったから」 です。
そしてそのアピールが少しでもインパクトを持てるよう、
「入社月1ヶ月以内」に「複数取得」 ということを目指しました。

私は職種未経験としてコンサル職に転職しているのですが、転職を決断した理由を一言で言うと「キャリアアップ」です。
職務内容は未経験ですが、「自分は動けるやつですよ!」と周りに証明したかったんですよね。

資格取得は結果が見えてわかりやすいですし社内でも公表されるので、良い機会だと思いました。

また資格取得というイベントを抽象的に考えると、「旗を立てた小山にいかに早く効率よく登れるか」 というゲームみたいなものだと思います。
スピーディーに情報をキャッチアップしてアウトプットする力はどの業務でも土台になると思っていますし、特に幅広い業界に足を踏み入れるコンサル業務にも再現性を持つアクションだと思っています。

自分の資格取得までのスピード感が、そうした「アイツの行動力すげぇ」という評価につながり、実業務を任せてもらいたいと思い、行動していました。

「目的を持った資格取得には価値がある」と信じたい。

先ほど述べたように上記3資格の取得難易度が低いというのは事実かもしれませんが、
「取得 "難易度" が低いこと」と「取得 "価値" が低いこと」は決して結びつかないと信じています。

なぜなら、今時点で私は上記の「やる気と行動力のアピールする」という目的を達成できているからです。実際にに上記資格取得の事実は、社内メンバーからもかなり認知してもらえています。

それも「地頭がいいやつ」とか「知識豊富なやつ」とかの見方ではなく、
「なんか、めっちゃやる気あるやつ」
みたいに認知していただいていると思っています。

その評価が本当なのかとかやる気っていう概念はなんやねんとかはさておき、
私はそんなふうに見て欲しいなと思っていましたし、その認知に意味を見出しているため、やはりあの1ヶ月頑張って良かったなと今思います。

ただし、確信はないからあとで正当化する。

「資格取得に価値がある!」と断言せず、「資格取得に価値があると信じたい。」というふにゃふにゃ表現を使ったのは、まだ本当の意味では目的を達成できたことを確証できないからです。
そもそもの資格取得の目的を深掘りしていくと、転職をはじめとするキャリアの話や自分の市場価値についての話になります。

その辺の規模の話はまだわかっていません。というより、わかるわけがありません。
なんなら今回のMicrosoft認定資格の内容が自分のキャリアにどう繋がるかなんて、私自信が1番わかりません。

それでも「目的を持ってチャレンジし、成功したこと」はどんなに小さいことでも、いつかなんらかの役に立てられると思っています。
もしかしたら正当化っぽくするかもしれませんが、成功体験がないと正当化すらできません。

「正解を選び続ける考え方」よりは、「自分が選び続けたアクションを正解にしていく考え方」が幸せになれると考えています。

"資格不要論者"も自分が勉強していないことを正当化しているだけ。

大なり小なりなんらかの資格をビジネスでアピールしたことがある方なら共感いただけると思うのですが、世の中には逆の正当化をしている方達もいます。

資格取得している人たちを見て、「資格を取得していない自分」を正解だと考える方達、
いわゆる 「資格不要論者」 です。

「その資格は何の意味があるの?」
「私たちに資格は求められていないよ。」
「今持っている仕事が忙しくてそんな時間はないな〜。」

上記は実際に私が職場で言われた言葉たちです。
前職では基本情報・G検定・統計検定2級を取得しているのですが、その際にもリーダーや先輩からはかなり言われました。決して怒ってるとか根に持っているとかではないですよ。
(と言いながら、いつ誰に言われたかとかめっちゃ覚えてる笑)

今ならわかるのですが、彼らも自分を正当化したいのだと思います。
そういう意味では私と彼らは同じ考えですし、資格を取る人も取らない人も同じ生き物だな〜と感じます。
もちろん本当に時間のなかった方や資格の内容価値を本当に理解していない方もいるのかもしれませんが。

ただ、資格を取ったことを正当化する難易度と資格を取らなかったことを正当化する難易度は結構異なる気がします。どうせするのであれば、説得力のある正当化をして、少しでも自分の幸せを最大化させたいな〜と思います。
「正当化の難易度=説得力」になると思うのですが、みなさんはどちらの正当化の方が説得力あると思わますか?

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