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【自己紹介】私が"データサイエンティスト"への転職を目指している理由

Last updated at Posted at 2024-08-18

本投稿の目的

現在データサイエンティスト関連の職種を目指し転職活動を行っているのですが、
その理由を言語化しようと思い、本投稿を書いています。
あまり長くなりすぎないように、簡単に…。

目的としては、以下3つです。

  1. 自己分析を改めて言語化するため。
  2. 転職材料のポートフォリオとして、プロフィールを充実させるため。
  3. これを見てくださった同志たちと繋がりたいため。

あらすじ

上記テーマを、以下3パートに分けてお話しします。

  1. 過去…きっかけ
  2. 現在…現在興味を持っていること・学んでいること
  3. 未来…実現させたいこと

1.過去…きっかけ

大学で学んだ数学と自分の嗜好性

高校の頃に数学の先生になりたいと思い、大学は教育学部数学科に進みました。
教育学・大学数学の2本柱を学びましたが、どれも楽しかったです。
解析よりは代数の方が好きだったため、少し浮いていたかも?

「0÷はいいのに、÷0がダメなのはどうして?」
「素数って結局何?」
「分数ってどうすればわかりやすく教えられる?」
みたいな直感でわかるがよくよく考えればわからん、みたいな問題に取り掛かるのが好きでした。

勉強自体は楽しかったのですが、ただ目指していた教員の「自由がない」「影響幅が狭い」という性質に違和感を覚え、企業のインターンや就活を経験しました。
ただ、現在の数の扱い方や定量の意識はこのあたりの数への興味から生まれているのかもしれません。

現職「もっと効率よく成果を出せそうなのに…」

そうしてご縁をいただき無事入社したのが現職ですが、
良くも悪くも、”The 良い会社!”だと思っています。

ここでは絞って現職の魅力と難点をそれぞれ1つだけ。
1番好きな点は、「マーケティングの考えや営業アクション、デザインスキルやコンサルティングスキル、どれもバランスよく学び経験できる点」です。
かっこいい言葉で言うとゼネラリストですが、悪く言うとプロフェッショナルが生まれない環境のため、"尖った成果"を出しにくいという感じです。

また、1番どうにかしたい難点は、「データの利活用がまったくできていない環境と風土」です。
全国&全世界の顧客・店舗データを大量に保有しているにもかかわらず、それらのデータを現場での意思決定に活かすことができていません。
現職で成果を出すために、このビッグデータは必ず役に立つと思っているのですが、実行するにあたっては扱い権限の有無と膨大な前処理工程に屈してしまいました。
ここには書ききれなくらい試行錯誤をしています。(社内データのいじり、ICTに強い先輩社員とのマクロ作成、関連部署への突撃、社内目安箱へのPPT30枚提言etc)

Salesforceイベント参加によって膨らんだ思い

そんな試行錯誤をしている時、開催されたSalesforceのイベントに参加しました。
このイベントは興味本位で行っただけで、実際に使っているわけではないのですが、
他社事例やBIツールの導入、データ活用や機械学習の考え方を聞き、より自分の興味と目指したいベクトルが浮かびました。

2.現在…考え・興味

役立つかはさておき、新しい知識・技術を学ぶことは楽しい

上記のきっかけなどを通して、
「やはりチャレンジしたいことに転職しよう」「そうしたらまだ若いうちに早いことしたほうが自分にとっても転職先にとっても良いはず」「何よりデータ領域の職種は面白そうだ!」など考えました。

ただ、転職してからやっぱり違う…となるのは嫌なので、
まずは現職でも活かせそうなデータ分析&AIに特化した社会人スクールへ通うことにしました。

これがまた本当に楽しいです。
平日は仕事の前の1時間、寝る前の30分で勉強に取り組んでいるのですが、明らかに日々の充実度が上がりました。
現職で「とにかくアクション!」と思っていた自分にとって、「新しい知識を得る喜び」というのはなんだか久しぶりの感覚でした。
データ分析に特化した6ヶ月コースのカリキュラムを約2ヶ月で終え、今はそれ以外のE資格カリキュラムやSQLなど他言語への習得に時間を充てています。
主にPythonを使った機械学習の使い方を学びKaggleをちょこちょこといじったりしています。
まだまだ未熟なレベルではありますが、もしよかったらプロフィールからご覧ください。

「結局、自分は何に貢献したいのか?」という問い

転職を決意したとき、改めて自分にこの問いを投げてみました。
「結局、自分は何に貢献したいのか?」
仕事を決める上で、自分軸・他人軸・社会軸があると思っているのですが、社会軸以外はいくらでも出てきますし簡単です。(福利厚生や身につけたいスキルなど)

難しいのは社会軸。
学生のころからこれまで「子どもたち=教育」を社会貢献軸に当て、自身のキャリアや興味を考えてきました。その思いは今も変わっていないのですが、
ただ今は 「次世代のためになることをやりたい」 と言語化し直しています。

なぜ子どもたちが育つ環境に貢献したかったのかと1段階深く考えたとき、この答えに辿り着きました。
とどのつまり、私は自分の生まれた日本という国(広く言えば地球?)をもっと誇りに思いたいのかもしれません。

そんなときに知った職種が、データサイエンティストでした。

3.未来…実現させたいこと

「自分自身」と「次世代」のために生きたい。

これまでの過去の自分や今興味を持っていること、また今後貢献したいことを考え直したときに、
「”データ分析”という領域で組織・社会に貢献したい」という思いがより強くなりました。
その領域での生き方や文化はきっと「自分の好き」でもあるし、
データに溢れるいま、根底から社会を支え変えられる領域は、属する組織やクライアントだけでなく周り回って「次世代のためになる」と信じています。
これが私のデータサイエンティストになりたい理由です。

いつかは私の現職が私にデータサイエンスやアナリティクスを頼んでくればいいな、などハングリーなことも考えたりしてしまいます。

そのために、”スペシャリスト”になりたい。

自分のやりたいこと・好きなこと…自分の希望(野望)を叶えるために、私は”唯一無二のプロフェッショナル”になる必要があると考えています。
結局人のために動きたいと考えている自分は、影響力を持つために「この人の言うことなら…!」という信頼が欲しいのだと思います。
まだこの道のスタート地点に立ったばかりで何を言ってんだと言う感じではありますが、ただのデータ屋さん・モデル屋さんになっても上記自己実現は叶わなさそうです。
「〇〇(私の名前)にしかできないよね!」と言ってもらえるほどの専門知識と経験、コンサルティングスキル、そして相手の期待を超えるコミュニケーションを売りにしたいです。

野望も野望ですが、言葉にするのは大事ですよね。

ただ、今の自分にはデータ分析スキル・経験がとにかく足りていません。
座学だけならまだ良いのですが、自分が投じるのはビジネスの社会。
そこには勉強で身につかないこと…現場の感覚や価値観はその世界に没頭していくなかでしか得られないものがあると思っています。
一刻でも早くそれらを身につけ、数年後の自分のビジョンを追いかけたいです。

でもデータサイエンティストという肩書きが欲しいわけではないよね

大事にしたいのは、さまざまな領域のデータ分野への関わり・貢献を通じて、自己実現と社会実現を達成することです。そのために、まずは転職を考えています。

ここにある目的と手段が逆転すると人は不幸になることが多いようです。
(関係ないですが、ディズニーのヴィランはだいたいこれでやられています。)

私もきっと同じで、これを「データサイエンティストになること」を目的にしてしまうとその後が危ぶまれます。
転職活動中も「データサイエンティストという職種になりたいわけではないよね?」とよく自分に言い聞かせています。

これは以前読んだ本で得た知見ですが
「やりたいことは名詞で考えず、動詞で考えるべき。」
というのは本当にその通りですね。そのほうが考えやすそうです。

もしかしたら職種の名前はデータサイエンティストではなく、データアナリストだったり、コンサルティングだったり、エンジニアだったりするかもしれません。
特に”データサイエンティスト”は企業によって定義が異なることを現在進行形で実感していますので、その会社で何がやれるのか・自分がどんな成長をしてどんな社会貢献ができるのかを知りたいと思います。

自分だけのキャリア理論

「自分のキャリアをどう考えるか。」
この問いに対しては、身の回りの友人や社内の人間、選考で出会う方、本や記事にあるキャリア理論…転職活動に取り組む中で、本当に多くの考えに出会いました。

そのなかで、私の考えに1番近いと感じたのは以下「計画的偶発性」の理論です。

中でも特に私が大切にしたいのは「冒険心」

冒険心は、新たな挑戦や可能性に対してリスクを恐れずにチャレンジする力です。新しいことへのチャレンジは、不確実性の高い未知の領域に足を踏み入れることを意味し、そこには不測のリスクが存在する可能性もあります。
しかしリスクを恐れて行動しなければ、偶発的なチャンスを逃しかねません。そのため計画的偶発性理論においては、失敗やリスクに目をつむってでも、成果やキャリアを追求する冒険心を重視するのです。

「リスクを取ってでもチャンスを取りに行く」って直感的にもかっこよいなと思います。
たった20数年しか生きていませんが、思えば日頃からこうした考えで生きていると思いますし、これからもこんな人間になりたいなと思います。
(もちろんデメリットもあり、思えばだからこその傷も負ってきましたが…)

ただ、こうした理論はあくまで理論。
同じキャリア理論に共感する人の中でもそれぞれちょっとした違いはあるはずですし、自分だけのものに落とし込もうとする際は少し疑うくらいがちょうどいいと思います。上記の共感と同時に、偶発性理論もなんだか物足りなさや戦略の欠陥に欠ける気もするのです。
いろいろなキャリア理論があるなかで、それらが自分だけのものとしてブレンドされていく感じでしょうか。

例えば、以下のプロティアンキャリアという考え。
「アイデンティティ」をキャリアの土台に入れ込む考えは共感しきれていないのですが、「アダプタビリティー」と変化への適応を”スキル”として捉えている点…市場価値からキャリアを柔軟に考える点は強く共感します。

後悔は絶対する。だけど、こんな後悔はしたくない。

今回の転職活動で希望の企業から内定をいただけたとして、数ヶ月後、自分がその判断をどう思っているか?数年後の自分がどんな後悔をしているか?はわかりません。選択肢を考えてもキリがない気がします。
これまでの経験からきっと後悔しないことはないでしょう。

ただ、「行動しない後悔」 だけはしたくないと思います。
新しいことチャレンジもしたいしそれがゆえのリスクも取る自分は「あのときこれしなければよかった…」と思うことはあるかもしれませんが、それは仕方ないと割り切れると思います。割り切ります。

「あのときこうしておけばよかった…」と後悔する方がきっと何倍も嫌な思いをすると思います。
そのため、するかしないかで迷ったらするし、手を挙げるか挙げないかで迷ったらすぐ手を挙げたいと思っtます。

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