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Angular入門 未経験から1ヶ月でサービス作れるようにする その1. インストール

Last updated at Posted at 2018-07-17

はじめに

本入門では、わかりやすさを担保するために、常に動くコードと共に書いていきます。
インストールから、実際にログインなどを含めたAPI通信を行ってフロントのコードを完成させ、インフラ構築するまでを紹介していく予定です。

今回の記事でできるコードは、下記で参照できます。

(すべての記事はブランチごとに管理していきます)

Angular とは

Angularは、Googleが開発しているSPA(Single Page Application)のJavascriptフレームワークです。
最近では、React, Vue などに人気を持っていかれていますが、Angularの一番の特徴は、
Angularを覚えるだけで良い に尽きると思います。(だから世界一わかりやすい)
フルスタックなフレームワークなので、Angularだけでほとんどなんでもできます。
React や Vue は、シンプルで良いと言われますが、現実的にReact, Vueだけを使って開発するなんてことはありません。
確実にAPI通信を始め、周辺技術の取捨選択が必要になります。ここには知識や知恵が必要です。
Angularは、とりあえずAngularだけを覚えれば、ほぼすべてのことができます。

また、スタートアップで何よりも大切な 「開発スピード」 の点においても、他のSPAフレームワークを圧倒的に凌いでいると思っています(言い過ぎ)。

Angularのバージョン

この記事で取り扱うAngularのバージョンは、6です。(バージョンが上がれば随時上げていきます)

誰に向けて書いているか

  • Angularに興味はあるけど書いたことないという方
  • SPA書いたことないという方
  • React, Vue しか触ったことないという方
  • AngularJS(1) は触ったことあるけど、2以降は触ったことないという方
  • 今現在Angularを使っているけど、より深くAngularを勉強したいという方

幅広い方に読んでいただき、Angularの良さを伝えていけたらと思っています。

Nodeのインストール

まずは、何よりも最初にNodeをインストールしていきましょう。何かよくわからない人も、とりあえずここはインストールしておきましょう。
この記事では、Angularの入門なのでここは簡単な紹介だけ行います。

英語読みたくないという方

英語読みたくない、という方は、QiitaでNodeのインストール記事を検索してみましょう!
https://qiita.com/search?utf8=%E2%9C%93&sort=&q=node+%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB+stocks%3A%3E100

[推奨] nvmを使う

Mac をお使いの人は、
nvmという、nodeのバージョンマネージャーを使うことを推奨します。
https://github.com/creationix/nvm
ここに従ってインストールしましょう。

公式ページからインストールしたい方

下記ページからダウンロードしてインストールすることができます。Angular6では、Nodeのバージョンが8以上でないと動きません。
https://nodejs.org/

yarnのインストール

次に、Nodeのパッケージマネージャである、yarnをインストールしましょう。
ここも本筋ではないので、別の記事に役割を投げます。

英語読みたくないという方

Qiitaで100以上ストックされている記事検索のリンク↓
https://qiita.com/search?utf8=%E2%9C%93&sort=&q=yarn+%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB+stocks%3A%3E100
https://yarnpkg.com/lang/en/

公式ページからインストールしたい方

Angular CLI のインストール

Node, yarnの準備ができたら、Angular CLIをインストールしていきましょう。
Angular CLI というのは、Angularの Command Line Interface です。ようするに、コマンドで簡単にAngularのプロジェクト作ったり、ビルドしたりするのを提供してくれてます。
Angularのこのあたりの親切さも好きな部分です。(Vueもありますが)

インストール手順

ターミナルを開き、コマンドライン上で、下記コマンドを実行します。

yarn global add @angular/cli
yarn global v1.3.2
[1/4] 🔍  Resolving packages...
[2/4] 🚚  Fetching packages...
[3/4] 🔗  Linking dependencies...
[4/4] 📃  Building fresh packages...
success Installed "@angular/cli@6.0.8" with binaries:
      - ng
✨  Done in 5.66s.

プロジェクトを作成する

下記コマンドで、プロジェクトを作成する。

ng new angular-sample

ng new の後の文字列が、プロジェクト名になります。下記のような出力が行われて、フォルダが作成されるはずです。

CREATE angular-sample/README.md (1023 bytes)
CREATE angular-sample/angular.json (3548 bytes)
CREATE angular-sample/package.json (1310 bytes)
CREATE angular-sample/tsconfig.json (384 bytes)
CREATE angular-sample/tslint.json (2805 bytes)
CREATE angular-sample/.editorconfig (245 bytes)
CREATE angular-sample/.gitignore (503 bytes)
CREATE angular-sample/src/environments/environment.prod.ts (51 bytes)
CREATE angular-sample/src/environments/environment.ts (631 bytes)
CREATE angular-sample/src/favicon.ico (5430 bytes)
CREATE angular-sample/src/index.html (293 bytes)
CREATE angular-sample/src/main.ts (370 bytes)
CREATE angular-sample/src/polyfills.ts (3194 bytes)
CREATE angular-sample/src/test.ts (642 bytes)
CREATE angular-sample/src/assets/.gitkeep (0 bytes)
CREATE angular-sample/src/styles.css (80 bytes)
CREATE angular-sample/src/browserslist (375 bytes)
CREATE angular-sample/src/karma.conf.js (964 bytes)
CREATE angular-sample/src/tsconfig.app.json (194 bytes)
CREATE angular-sample/src/tsconfig.spec.json (282 bytes)
CREATE angular-sample/src/tslint.json (314 bytes)
CREATE angular-sample/src/app/app.module.ts (314 bytes)
CREATE angular-sample/src/app/app.component.css (0 bytes)
CREATE angular-sample/src/app/app.component.html (1141 bytes)
CREATE angular-sample/src/app/app.component.spec.ts (989 bytes)
CREATE angular-sample/src/app/app.component.ts (207 bytes)
CREATE angular-sample/e2e/protractor.conf.js (752 bytes)
CREATE angular-sample/e2e/src/app.e2e-spec.ts (302 bytes)
CREATE angular-sample/e2e/src/app.po.ts (208 bytes)
    Directory is already under version control. Skipping initialization of git.

起動してみる

作成されたフォルダに移動し、起動してみます。

cd angular-sample
ng serve —-open

ブラウザが開き、下記のような画面が開くはずです。

スクリーンショット 2018-07-07 23.45.29.png

なお、 —-open というのは、起動してブラウザでそのページを開くという意味ですが、
Angularはデフォルトでは、 4200 番ポートで立ち上がるので、

ng serve

で起動だけして、 http://localhost:4200 に直接アクセスすることで開くこともできます。

おまけ。WebStorm のプラグインのインストール

私がAngularを開発する上で推奨する開発環境は、WebStorm です。RubyMineなどでも大丈夫です。

補完を強化してくれるなど、Angularを開発する上でとても役に立つPluginが提供されています。

インストール手順

設定→Plugins→ Browse repositoties ...
を選択します。

スクリーンショット 2018-07-07 23.48.07.png

その後、Angularで検索して、下記のプラグインをインストールします。

スクリーンショット 2018-07-07 23.48.43.png

かなり便利なので、Web StormやRubyMineなどをお持ちの方はぜひインストールしてみてください。

次回

次回は、 ディレクトリ構造とコンポーネント基礎 の解説をしていきます!

Angular入門 未経験から1ヶ月でサービス作れるようにする その2. ディレクトリ構造とコンポーネントの基礎

入門記事一覧

「Angular入門 未経験から1ヶ月でサービス作れるようにする」は、記事数が多いため、まとめ記事 を作っています。
https://qiita.com/seteen/items/43908e33e08a39612a07

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