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最速で Rails + Webpacker + React の開発環境を整える方法

Last updated at Posted at 2019-01-06

Railsのプロジェクト作成から、Webpacker、Reactの最低限の設定を行ったレポジトリを作りました。
これをクローンしてサンプル通りに使えば、環境の出来上がりです。

git clone git@github.com:yazumoto/react-webpacker-rails.git

レポジトリはこれです↓
https://github.com/yazumoto/react-webpacker-rails

終わりです。

上記でクローンすると、サンプルのルートが存在するので(/sample)、それも不要な人は clean_routes というBranchを使ってください。

セットアップ方法

クローンしたあと、起動するにはいくつかやることがあります。

  • database.ymlを書き換える
    • ローカル環境に合わせてください
    • 必要ならignoreしてください
  • bundle install
  • yarn install
  • bundle exec db:create
  • (実際には不要) app/config/application.rb のクラス名が ReactWebpackerRails になっているので必要なら修正してください。 app/views/layouts/application.html.erbtitle も同様です

起動方法

上記を実施後、

bundle exec rails s
# 別ターミナルで
./bin/webpack-dev-server
http://localhost:3000/sample

にアクセス

こんな感じになるはず。
スクリーンショット 2019-01-06 17.40.39.png

解説

Railsをインストールして、WebpackerでReactの環境を整えています。

やったこと一覧

  • WebpackerでReactをインストール
  • css moduleを使って SCSS をコードでコンポーネントごとに処理できるようにした
  • コンポーネントのクラスを別ファイルに分けるサンプルコードを記載
  • RailsのコントローラのデータをReactで使うサンプルコードを記載

WebpackerでReactをインストール

rails new 後に、

bundle exec rails webpacker:install
bundle exec rails webpacker:install:react

を実行しました。

僕はだいたい rails new--skip-bundle するのですが、これすると --webpack=react つけて rails new しても Reactがインストールされないんですよね。なのでだいたい後でやります。

css module を使いたいので、SCSS をコードでコンポーネントごとに処理できるようにした

config/webpack/environment.js

を修正しています。
おまじないと思っていただければ。

コンポーネントのクラスを別ファイルに分けるサンプルコードを記載、RailsのコントローラのデータをReactで使うサンプルコードを記載

Railsのコントローラのインスタンス変数をReact内で利用するために、

app/views/sample/index.html.erb

content_tag を使ってデータを置いてます。

app/views/sample/index.html.erb
<%= content_tag(:div,
                id: "sample-data",
                data: @sample_data.to_json) do end %>

もっとスマートにデータを渡す方法を知りたいですね…。

また、Reactのサンプルコードについては、

app/javascript/packs/sample

ディレクトリを作ってその中にサンプルコードをおいています。
css modules を使ってコンポーネントごとにCSSを適用したり、一つのファイルではなく、別ファイルにコンポーネントを分けて書くサンプルです。

終わりに

今回は、3秒でRails+Reactの環境を整えました。

私はチーム開発で将来のことまで考えたプロジェクトの場合は、 Rails + Angular で作りますが、
小規模で個人でやる場合はこの構成でやります(楽なので)。

皆さんも、必要性に応じて考えながら技術選定をしてください。
では、楽しいRails+Reactライフを送ってください!

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