この前、社畜ちゃんの漫画を読んでいて、
この、本屋見つける→勉強しようと思う→どれがいいかわからないが買うということを、自分も社会人になった当初やったな、誰でも通る道かねと思いだしつつ、だいたい後悔してたので、書いておきます
対象
- いまいち勉強の方向性のわからない新社会人
- いわゆる技術書レビューを読んで、本を買おうとする人
先輩に聞く
まず、一番最初に何を読めば良いかわからない場合直属の先輩に聞きましょう。理由は以下です
- 先輩はあなたのレベルを把握している
- 先輩は業務に必要な知識が何かを把握している
- やる気アピール
先輩は、コードレビューや教育に当たっているため、あなたのレベルを把握しているはず。なので、レベルに合わせた本をおすすめしてくれるでしょう。また、先輩のおすすめ本は先輩が重要に思うことが書かれている可能性が高いです。後、やる気アピールは重要
これで4000円の業務に使わないPHPの本が埃をかぶるのを防げます
もし、何か読みたい本がある場合、先輩もですが、社内の人に聞くと良いと思われます
- 運が良ければ借りて費用を浮かせられる
- なくても運が良ければ会社の費用で買える
名著と呼ばれるものであれば、誰かが持っていたり、全員が読むために会社で買うこともあります
聞いておけば、買った後に、同僚がリーダブルコーディングを持っていたなどの発覚を防げます
また、誰も読んでいない場合、勉強会を開くなども可能です。
もし、それで手元に置きたい場合、買えば良いと思います
借りた場合の欠点として
- 借りた以上、読むことを期待される。
- 先輩に依存する
- 古い
貸す(もしくは会社で買う)ということは先輩は読むと思っています。なので、礼儀としてちゃんと読んで返しましょう
もし、どうしても、読むのが無理な場合
- レベル的に難しかったと言う(内容のレベルを把握する必要はあるけれども)
- 少し、読んでみて、知りたい内容と別だったので、別の本を貸してもらう。
- (本によるが)ネットでまとめてあったりするので、それを読んで内容を把握して読んだふり
と言う方法があるにはあります
先輩に依存するというのは、いわゆるコードの書き方や業務に関連する知識ならまだしも、知っておくべきだけど、業務には関連しないこと、または先輩が軽視していることは教えてもらえない可能性があります。ただ、それはある程度学んできたら、何を知るべきか、どれを読むべきかの取捨選択ができてくるので、それからで良いと思います
古いのは単純に内容が古いです。私がこの前、先輩に借りたEffective Javaは第1版でした。(現在は第2版)
本屋で買う?
先輩が持っていない、もしくは、先輩のおすすめがもうない場合等、自分で買う場合になると思います
そういう場合、よくあるお薦め書籍○選等から考えて選んで読めばよいですが、考えることは2点
- 書籍で買うかpdfで買うか
- そもそも、買うかのか
書籍で買うかpdfで買うか
例えば、先輩等と勉強会したいや記事を書きたいなど、何か書きたい場合はpdfの方が便利です。個人的には紙の技術書はいらないと思うくらい。欠点は、pdfがない事が多い、中古では買えないから高いことでしょうか
また、現在ネット上で無料で学べることは多いです。(それが良いかは別として)名著であればあるほど、ネット上でまとまっている可能性が高いです
しっかり書いてある、補足的な部分があるなど、本には本の良さがあるので、一概にネットの方が良いとは言えないのですが、もし、知りたい事柄のアプローチの内の一つや、なんでもよいから勉強したいというのであれば、別アプローチを考えてみるのもアリです
##勉強会
もし、同じレベル(同期)がいる場合、片方がリーダブルコーディングを読み、片方がEffectiveJavaを読み、互いにまとめた項目を勉強会した方が早いです
どこで見たかは失念してしまいましたが、個人で高めていくより、成長の早いチームを作り、その中で個々人の成長スピードを上げる方が大切みたいなことをどこかで読んだような
##まとめ
というわけで、何かあった場合、先輩が信用できないとか、ダメな人でない限り、聞いてしまった方が良いです
そのうち、技術書を読んでたり、ネットの記事を読んでいるうちに、なんとなく、自分に足りないところや、何を勉強したいのかというのが見えてきます
何か技術書を買うというのは、それからで良いと思います
新人のうちなんて、色んな情報がありすぎて、何を学べば良いか技術書って大抵高いのですが、とりあえず買ったら、使わなかったということもそれなりにあります
個人的には、そのお金で、マウスやキーボードを買う方が、個人的には良いんじゃないかなぁと、思うわけです
最後になりましたが、ビタワンさん。引用をご承諾いただき、誠にありがとうございます。