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プロンプトフローでWikipediaを用いたチャットAPIを爆速で作る

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はじめに

みなさんプロンプトフローは使ったことがありますか?

プロンフローとはLLMのフローの構築、評価、デプロイまでを一気通貫で構築できるAzureのサービスです。

今回はプロンプトフローのサンプルを使って爆速でWikipediaを用いたチャットAPIを作っていきます。

内容

サンプルのクローン

Azure AI Studioのサイドバーからプロンプトフローを選択し、「+作成」ボタンを押します。

image.png

ギャラリーを探すから「Ask Wikipedia」を探してクローンします。

image.png

すると以下のようにフローが構築されます。

image.png

プロンプトフローでのLLMの設定

LLMを使えるようにするため、実際のリソースとの接続を行います。(添付写真では接続対象をgpt-35-turboとしています。)

image.png

実行のテスト

実行のためにランタイムを選択して起動します。ランタイムの起動には3分程度かかります。

image.png

以下入力に好きな質問を入れて、ヘッダーの実行ボタンを押します。

image.png

すると以下のような出力が得られます。

OpenAI announced GPT-4 on March 14, 2023. It was launched and made publicly available through various platforms, including the paid chatbot product ChatGPT Plus, OpenAI's API, and the free chatbot Microsoft Copilot. SOURCES:
https://en.wikipedia.org/w/index.php?search=GPT-4

image.png

ちゃんと確からしいことを言っている&URLまで表示してくれて偉いです。

出力のログは以下のようにわかりやすく吐き出されます。
経過時間や消費トークン数についても一目瞭然です。

image.png

またプロンプトフローの各フローについても出力を確認できます。
(添付写真はget_wiki_urlのフローの結果です)

image.png

デプロイ

最後にデプロイします。
ヘッダーのデプロイボタンを押し、エンドポイント名やランタイムのスペックを選択したらデプロイできます。

image.png

おわりに

上記手順で驚くべきほど簡単にWikipediaを用いたチャットAPIを公開できます!

皆さんも触ってみてください!

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