はじめに
プログラムを書くための環境を整えることは重要である。
その中でも、エディタの選択は特に重要であり、Visual Studio Code (VSCode)は、多くのプログラマーに高く評価されている。
また、VSCodeには多くの拡張機能があり、これらを使うことでプログラムの開発をより簡単かつ効率的に行うことができる。
本記事では、VSCodeで使えるおすすめの拡張機能を紹介する。
以下3年間の研究室活動(インターン含む)において、これらの拡張機能でスムーズに作業できたので必要最低限の拡張機能は網羅できているはずである。
インデント
Python等のプログラムを書く上で、インデントは切っても切り離せない。
特にスペースの混入によってプログラムが弾かれるなんてことがないように、インデントをわかりやすく表示すると良い。
括弧
プログラムを書く際に、括弧を連続で書く必要がどうしても出てくる。
また括弧がどこから始まってどこで終わっているかを一目で把握することは困難であり、末尾の括弧をつけ忘れたりして時間を無駄にすることもあるだろう。
そんな時に括弧をわかりやすくする拡張機能がオススメ。
コメント
プログラムにコメントを残す作業は、言わずもがな重要である。
ブックマークなどでプログラムに印をつけるプログラマーの方もいるが、個人的にはコメントで十分だった。
Alerts、Queries、TODOs、Highlights等のコメントをわかりやすくする拡張機能は以下である。
自分に限るが、研究の場面では時間がなくて切羽詰まって書いてしまったコードや一旦動かすために書いたコード、バグが混入している可能性のあるコードなどにはTODO
やFIXME
などコメントしていた。
自分は以下の拡張機能で事足りた。
パスの自動補完
ファイルのパスを自動で補完してくれる拡張機能は以下である。
フォーマッター
formatterとは、コーディングスタイルの一貫性を保つために用いるツールである。
研究の場では、そこまで重要ではないので無くても大丈夫かも。
よく用いられているのは以下のPrettierである。
スペルチェックの確認
簡単なタイポは以下で検出できる。
git
GitLensは、git操作をGUIで簡単にできる等のGit拡張機能である。
直感的な操作でわかりやすく、確実にコマンドよりも速いのでオススメ。
またファイルの最終編集者などもわかるので複数開発で便利。
Git Graphは、gitの履歴をVSCode上でわかりやすく表示する拡張機能である。
またGit Graph上のコミットをクリックするとファイルの差分も確認できる。
アイコン
ディレクトリのファイルの種別をわかりやすくするための拡張機能は以下である。
お好みで。
その他
以下のサイトのTrendingとかを見ると流行りの拡張機能を把握できる。
筆者は自動化して毎月確認している。
最後に
VSCodeの拡張機能を使うことで、よりスムーズなプログラム開発が可能になるはずである。
本記事で紹介した拡張機能や、自分に合った拡張機能を見つけてより良い開発、研究ライフを過ごしてください。
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