こんにちは、いとう@遠隔お酌です、
このお話は、isaax勉強会#21でLTした内容です。
我々の「遠隔お酌」プロダクトがisaaxを採用した理由を紹介します。
遠隔お酌とは
インターネットに接続したお酌装置です、
【居酒屋 x IoT】業界初!? 養老乃瀧ハッカソン!で生まれました。
ハッカソンの様子はこちら(https://dotstud.io/blog/yoro-hack-ukkz-report/)
このハッカソン、開始と同時にビールで乾杯なのです。飲みながらチームビルディングを行うのですが、気が付いたら松原さんしか残っていませんでした、なので2人でやろうとなりました。
アイデアは、松原さんが元々考えてました、
離れて暮らしている方々に、お酌を通して繋がりを感じていただくことがコンセプトです。
さらに、実証実験もやらせていただけるとのことなので、ちゃんと動くものを作りました。
ハッカソンの時は、おもちゃの哺乳瓶を傾ける装置だったのですが、試行錯誤の結果、今の形になりました。
実証実験は、敬老の日におこないました、いなかのお爺ちゃんに、お孫さんがお酌をして楽しんでいただきました。
その時の動画です。
https://youtu.be/SpkNJvoP58w
勉強会やアイデアソンなどイベントに持ち込んで、皆さん楽しんでもらってます、先日新聞にも載せていただいています。
どうせなら市販したいとも思っているのですが...
isaaxとは
詳細は、 https://isaax.io/ を見てもらったほうがいいのですが、簡単にいうと
- 多数の端末のソフトを一発でアップデートできる
- ネットに繋がっていれば、手元になくもOK
- gitを使っているのでバージョン管理もできる
というサービスです。
遠隔お酌とisaax
ソフトウエアの改修が多い
仕事で行っているわけではないので、ちゃんと調査検討設計ができていないので、プログラムをいろいろ修正しています
- バグ対策
- エラー対策
- 機能アップ
- 通信プロトコル変更
- デモモード
- 起動処理時間の改善
などなど
また、相方は、ソフトウエアエンジニアでないので、git pullやviなどの操作は、無理があります。
装置が多数
- 二人で1組(2台)で4台+α
- 会社が違うので、そんなに会えない、装置持ち運ぶのも大変
- 養老乃瀧に、納品することが決定
という状態になりました、計6台ですが、ちょっと心配になります。
isaax 超便利
そんな時に、isaaxを知りました、ちょうど勉強会があったので参加しました。
- git pushするだけで全デバイスがバージョンアップできる!
- ログがリアルタイムでみれる!
- プログラムの再起動も可能!
- git branch切って、isaaxクラスターで分ければ、カナリヤテスト(ABテスト)できる!
- pre-updateスクリプトでnpm installやpip installにも対応!
isaax 最高!!
- ソフトのバージョン管理(旧バージョン対応)は大変ですよね
- 旧APIやI/Fをいつまでサポートするのか?も良く問題になります
- Isaaxなら端末の起動時に最新バージョンに更新されるので、古いAPIやI/Fを捨てられます
- Isaaxコンソール見れば、各端末のバージョンが一目瞭然
どうですか?使ってみたくなったでしょ??
isaax へ要望
とても便利なのですが、使いづらいこともあります
ログのでかた
普通のコンソール画面みたいにしてほしいです
1台に1つのプログラムしか管理できない
もともと、遠隔お酌は下記3つのプログラムで動いていました
- BLE受信、データ送信
- データ受信
- サーボを動かす
ところが、isaaxは、1つのプログラムしか管理できないので、下記のようにプログラムは2つにまとめました、サーボのプログラムは改修は多分ないので、isaaxでは管理しないことにしました。
- BLE受信、データ送受信
- サーボを動かす
isaax 簡単です
リモートにラズパイ置くなら必須といっても過言ではありません。
また、(台数制限がありますが)無料で簡単に使えるので、みなさんも使ってみてください