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はじめに

Sequence MakerはExcelから測定器を制御可能にするアドインです。Sequence Makerでシーケンスを組み始めると、時々通信コマンドのエラーに遭遇したりします。原因は様々で、コマンドのスペルミスをしているとか、パラメータが間違っているとかいろいろとありますが、どこの箇所でエラーが発生しているのかすぐにわからない場合があります。そんな時はコマンドを1つずつ送ってステップ実行するのが解決の近道です。この記事ではその方法を解説します。Sequence Makerについての詳細は以下の記事を参照ください。

お断り
本記事の内容はSequence Maker開発元の公式見解ではなく、あくまでも個人が趣味の範囲内で執筆しているものです。記事の内容について開発元へ問い合わせることはお控えください。ご質問・要望などは各記事のコメント欄へお願いいたします。

方法1:「コマンド送信前に確認」機能を使用する

Sequence Makerにはコマンドを送信する前に確認ウィンドウを出して「OK」をクリックしたら次に進む機能があります。使い方はオプションの「コマンド送信前に確認」にチェックを入れるだけです。

image.png

チェックを入れてシーケンスを開始すると、確認ウィンドウが表示されます。
image.png

「OK」を押していけば、ステップ実行ができるので、エラー個所の特定が容易になります。なお「OK」ボタンはエンターキーでも押せるので、ステップ数が多い場合はそちらの方が楽かもしれません。

方法2:単発送受信ボタンを使用する

Sequence Makerには「コマンド送受信」ボタンの他に、「単発送受信」ボタンがあります。ツールの中です。

image.png

このボタンを押すと、カーソル位置にあるコマンドだけを送受信できます。1個送って終了です。コマンドを選択する手間はありますが、ちょっと試しに送ってみたいコマンドを選択してサクッと送りたいときには便利です。

コマンドモニターも便利

デバッグ作業にはコマンドモニターも役立ちます。
image.png

詳細は以下の記事を参照してください。

まとめ

Sequence Makerでデバッグするときは、ステップ実行したりコマンド単発送信を上手に使っていきましょう。

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