シンギュラリティに対する著名人の主張をまとめてみた
試験に出るようだが、著名人と言っても「え?誰それ」みたいな人もいるので覚えやすいように
端的かつ明快に各自の主張をまとめてみることにした。
(wikiや書籍の情報を参考にしています)
イーロン・マスク
ご存知、宇宙開発企業スペースXの創設者およびCEO。
先進技術大好きなイメージがあるが意外なことにシンギュラリティに危機感を持っている。
不安なことは調べようと言わんばかりに2015年、人工知能(AI)研究の非営利団体OpenAIを設立。
レイ・カーツワイル
アメリカ合衆国の発明家、実業家、未来学者、思想家。
「2029年にはAIが人間並の知能をもつ。そして2045年にはシンギュラリティがやってくる」
という主張。シンギュラリティそのものの脅威に関してはあまり言及していない。
不老長寿の研究のために、1日に200錠ものサプリメントを摂取したりする面白い人。
万一死亡した場合はアルコー延命財団で人体冷凍保存を行う予定らしい
ヒューゴ・デ・ガリス
オーストラリアの人工知能の研究者。
「シンギュラリティが21世紀の後半に来る。そのとき、人工知能は人間の知能の1兆の1兆倍(10の24乗)になる」
ヴァーナー・ヴィンジ
アメリカ合衆国の数学者、計算機科学者、SF作家。
作家としても有名で、多くの一般人にシンギュラリティという言葉広めたとも言われているらしい。
シンギュラリティの定義を「機械が人間の役に立つふりをしなくなること」と定義した。
他の人とは違った視点でシンギュラリティを定義している。
人間に対して従順なものではなくなるという意味では若干脅威とみているのかも。
スティーヴン・ホーキング
イギリスの理論物理学者。
「車椅子の物理学者」としても知られる。(1960年代、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症したとされている)
「AIの完成は人類の終焉」と主張している。
関係ないが、宇宙からの信号らしきものを受信したと伝えられた際は「応答するな!応答するな!応答するな!」と厳しい警告を発していたらしい。結構慎重派な人なのかも。
オレン・エツィオーニ
アレン人工知能研究所のCEO。
シンギュラリティが起こり人類が終末を迎えるという説に対しては、「馬鹿げている」と主張。
シンギュラリティそのものではなく、人類終末論に対しての批判であることに注意。
ビル・ゲイツ
AIが高い知性を持つことに警鐘を鳴らしている。
どちらかというと脅威に思っている派の一人。