WordPressをインターンで触ったので、備忘録として概要や触ったイメージ、メリットデメリットを記します。
この記事は、
- WordPressの概要を知りたい人
- WordPressを始めるか迷ってる人
- どんな人が使ってるのか知りたい人
- なんでもいいから早くウェブサイトを作りたい人
向けです
(数十年触っている人からすれば検討外れの内容かもしれません)
概要
WordPressは、Webサイトを作るためのものです。決まった型の記事や内容を投稿する際に力を発揮します。言語はPHPで書かれていて、バックエンドの処理を担当してます。
例えばあなたが何かの運営者や広報担当者、何かの情報をまとめている人であったとします。あなたは外部にもっと知ってもらうためにウェブサイトを作りたい。
「どんなウェブサイトにしようか、基本的な情報を載せるだけじゃなく、長く使えるサイトにしたいなあ。」
そう考えたとき、定期的に新しい情報を提供したいこともあるでしょう。そこで候補に上がってくるかもしれないのがWordPressです。
WordPressは決まった型の内容や似た内容の記事投稿が得意です。
WordPressには管理者画面というものがあって、そこで記事を投稿します。
ここで表示されているのは入力画面です。投稿は決まった入力が予想されるのであらかじめ入力項目を用意しました。あとはここに入力して投稿すれば、自分が用意したPHPファイルが入力内容をうまく処理し、CSSやjavascriptが反映され動きのある装飾された記事が自動的に出来上がります。
あとはWordPressのメリット、デメリットを説明して終わりましょう。
メリット(非エンジニア目線)
- 同じ入力作業を減らすことができる
- たくさんの記事の公開非公開を視覚的に管理できる
- SEOのフィードバックがあるので、検索結果上位に来て人の目に止まりやすい
- すぐサイトが作れる
メリット(エンジニア目線)
- データベースを理解する必要がなく学習コストが低い
- タグやカテゴリで投稿内容を管理や表示ができる
- 気軽に使えるプラグインで拡張性が高い
- PHPやCSS、HTML、JavaScriptを思った箇所に使えるので初学者に優しい
- Google Search Console、Google Analytics、Page Speed InsightsやAll in One SEO等のプラグインを使うことでSEOと呼ばれる検索エンジンに乗るか否かの視点を手に入れ、hタグの意味や無駄なデータ構造、無駄なアルゴリズムを排除することを念頭にコードを書き始める。記事の入力の際にどうしたら離脱率が低くなるか、どうしたら検索結果に乗れるかのマネージャー視点に近くなる
デメリット(エンジニア目線)
- MVCではないので意識してファイル分割しないとコードが汚くなりがち
- 最近の主流ではない
- あまり技術を知らなくていいので成長が少ない
簡単に思いつく範囲ではこんな感じです。基本的にWordPressでできないことはないです。
スタートアップや個人、小規模の運営で使われやすいです。世界のウェブサイトの4割はWordpressでできています。基本的になんでもできるのが売りで、記事や情報の更新のしやすさ、検索結果上位への乗りやすさ、すぐウェブサイトを作れることが後押ししています。
使われ方
あなたがもし何かの事業主で、会社の基本情報の表示と単に記事の追加、更新だけできればいいような場合、WordPressは十二分の力を持っています。欲しい機能を要件定義し外注しましょう。他にはじゃらんや食べログ、ぐるなびのようにたくさんのお店のまとめの紹介をし、そこから注文されたら出来高制でお金がもらえるシステムのサイトを作るのであればウェブサイトを外注し、ライターを何人か雇えば網羅性の高い感じのWebサイトができます。
まとめ
触った印象は、あくまでプログラミングやWebサイトは手段でしかないことを感じさせるものでした。誰かに何かの情報を「届けたい」、「知ってほしい」を実現させるにはWordPressはいいかもしれません。次の記事ではどんな風にサイトを構築するのかをまとめます。