Sublime Text 2/3を利用するとき、コマンドラインから利用する機会もある。OS Xや Linuxでは「subl」というエイリアスをつくって実行できるが、Windowsでは少し手順が複雑なのでまとめておきます。
PowerShellの権限を変更する
最初に、PowerShellのセキュリティ権限を変更します。最初は、「Restricted」に設定されていますが、このままではこのあと作成する「.ps1」というファイルが実行できないため。
スタートメニューなどから PowerShellのアイコンを右クリックして「管理者として実行」を選びます。そして、次のコマンドを打ち込みます。
$ Set-ExecutionPolicy RemoteSigned
.ps1を作る
次に、エディタを使って次の内容を書き込みます。Sublime Textのインストール場所は、環境に合わせてください。
Set-Alias subl "C:\Program Files\Sublime Text 3\sublime_text.exe"
これを、以下の場所に保存します。
C:\Users(UserName)\Documents\WindowsPowerShell\Microsoft.PowerShell_profile.ps1
PowerShellを再起動
こうして、PowerShellを再起動(今度は一般権限で大丈夫です)すれば、「subl」コマンドが利用できるようになっています。作られたエイリアスを確認するには、次のコマンドを使います。
$ alias