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aws-mobile-react-native-starterの紹介

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ReactNativeでv4signをどのように実装すれば良いのか調べていたところ、aws-mobile-react-native-starterというリポジトリを見つけました。

このリポジトリはReactNativeの実装のサンプルで、AWSを利用したサーバーレスアーキテクチャでペットトラッカーというペットの情報を登録することができるアプリとサーバーサイドのサンプルになっています。
ReactNativeとAWSを利用してアプリ開発を初めてする時の参考になりそうです。

使い方

MobileHubセットアップ

このアプリをビルドして使用するには、AWSのMobileHubのセットアップが必要です。
以下の手順でMobileHubのプロジェクトを作成します。

  1. MobileHubのプロジェクトの作成ページからimportをクリックします。
    rn_starter_1.png

  2. backend/import_mobilehub/reactnative-starter.zipをインポートして、MobileHubのプロジェクトを作成します。
    rn_starter_2.png

  3. 正常にプロジェクトが作成できると次のような画面になるので、Get Startedをクリックして使用開始しましょう。
    rn_starter_3.png

  4. 作成したプロジェクトのページをスクロールして、Hosting and Streamingをクリックします。
    rn_starter_4.png

  5. スクロールして、Download aws-exports.js fileをクリックして、aws-exports.jsをダウンロードします。 このファイルにいま作成したMobile HubのプロジェクトやAWSへの接続情報などが含まれるので、この後アプリに組み込んで使用します。
    rn_starter_5.png

アプリの実行

  1. ダウンロードしたaws-exports.jsをclient/に保存します。
  2. cd client します。
  3. npm install で必要なパッケージのダウンロード
  4. npm start します。
  5. npm startが正常に待ち受け始めたら、別のターミナルからcd clientして、react-native run-iosします。

これでiOSシミュレータが起動し、アプリが起動されます。

アプリの機能

アプリの機能を紹介します。

ユーザー登録

新規にユーザー登録することができます。Cognito User Poolに登録されます。
rn.png

パスワード

8文字以上で記号と大文字小文字が必要です。次のパスワードは利用できました。
Hoge_123

電話番号

ちょっと分かりにくいですが+<国コード><携帯番号番号>を入力します。
電話番号が08012345678だとしたら、入力する値は+8108012345678とします。

2要素認証

入力した電話番号にSMSが届くので、確認コードを入力するとユーザー登録が完了します。

ログイン

ユーザー名、パスワードを入力してSIGN INをクリックすると、SMSに2要素認証のコードが届くので、それを入力することでログインできます。

a a

ペット登録

ペットを登録できます。画像のアップロードやDatePicker、SegmentedControl的なものの使用方法がわかります。画像はS3に、データはAPIGatewayを経由してDynamoDBに保存されます。

a

ペット一覧

ペットが登録されているとリストで確認することができます。
ListView的なものの使用方法がわかります。
+ボタンを見るとマテリアルデザインですね。

その他

パスワードの変更や、サインアウトすることもできます。
特に認証周りを手厚く実装しているサンプルですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ReactNativeとAWSを使ったサンプルアプリの紹介でした。このような参照実装があると便利でありがたいですね。
このアプリ使ってみてReactNativeいい感じなので、次にプライベートで作るアプリはReactNativeで作ろうかなと思います。

追伸

v4signは aws4-react-nativeというパッケージを使用しているみたいでした。

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