React Nativeのバージョンを0.59.8から0.60.5にアップグレードしました。
今回も苦戦し20時間くらいかかりました。だれかの参考になるように重要な手順を共有します。
Android
androidx
サポートライブラリがandroidxに置き換わりましたので、以下の対応をしました。
- Android Studioでandroidのプロジェクトを開いて、androidxへのコンバート機能を使用しました
- 依存ライブラリもandroidxに対応するためjetifierをインストールしpackages.jsonのpostscriptに
npx jetifier
を追加しました
autolink
react-native link
がまともにうごくようになったので、以下の修正をしました。
-
app/build.gradle
からマニュアルリンクしていた部分を削除 - MainApplication.java もマニュアルリンクの記述を削除
その他
update-helperの差分を参考に色々修正
iOS
autolink,cocoapodの使用
react-native link
がまともにうごくようになったので、以下の修正をしました。
- workspaceからマニュアルリンクしていたプロジェクトを削除
- 静的ライブラリも削除
- Podfileをupdate-helperの差分を取り込み
共通
- ビルドエラーもコツコツ修正
- 各種ライブラリを最新版に変更
- 壊れたコードがあれば修正
まとめ
結局それなりにネイティブ側のビルド周りの知識がないとバージョンアップで色々詰むんだよなぁ。
やっとバージョンアップしたと思ったら、0.61.0-rc.0の通知が来て、じゃっかん萎えました。