概要
この記事ではLocal環境でLINE Botを開発するために必要な手順を記載しています。
今回の内容
- LINE Developersの登録とチャネルの作成
- ngrokのインストール
- Webhook URLの設定
手順
チャネルを作成する
以下のLINE Developers公式サイトの手順を参考にBot用のチャネルを作成します。
https://developers.line.me/ja/docs/messaging-api/getting-started
作成したチャネルを選択し、Messaging API設定
タブ内にあるチャネルアクセストークンの「再発行」ボタンをクリックします。
「アクセストークンを再発行しますか?」というダイアログが表示されますが、そのまま「再発行」をクリックすると、アクセストークンが発行されます。このトークンはMessaging APIの呼び出し時に必要になります。
ngrokのインストール
ターミナルもしくはコマンドプロンプトから以下のコマンドを実行してngrokをインストールします。
# macの場合
brew cask install ngrok
# linuxの場合
npm i -g ngrok
Windowsもしくは、上記コマンドでインストールできない場合は、下記ngrok公式サイトを参考にセットアップしてください。アカウント登録も必要となります。
https://ngrok.com/download
次に、ngrokを起動します。
ngrok http 5000
以下のような結果が返ってくるので、Forwardingの前部分(下記の例では http://7c4d4d83.ngrok.io
)をコピーします。
ngrok by @inconshreveable (Ctrl+C to quit)
Session Status online
Session Expires 7 hours, 58 minutes
Version 2.3.34
Region United States (us)
Web Interface http://127.0.0.1:4040
Forwarding http://7c4d4d83.ngrok.io -> http://localhost:5000
Forwarding https://7c4d4d83.ngrok.io -> http://localhost:5000
Connections ttl opn rt1 rt5 p50 p90
0 0 0.00 0.00 0.00 0.00
Webhook URLの設定
先ほど作成したLINE DevelopersのMessaging API設定
内のWebhook設定
に移動し、Webhook URLに先ほどコピーしたURL(http://7c4d4d83.ngrok.io
) + /callback
を指定します。
もしWebhookの利用がOFFになっていたら、トグルをONに切り替えてください。
以上でセットアップは終わりです。