2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

Redmine チケットを書く側の視点と見る側の視点

Posted at

はじめに

なぜこの記事を書いたのかというと、以下のようなお誘いがあり、
自分のこれまでを振り返ることも含めて記事にしてみようと思ったからです。

Redmine Advent Calendar 2019

なぜこの題目なのか?

なぜこの題目を選んだかというと、かれこれ組み込みソフトウェア開発者として前職含めて
10年になろうとしています。その中で、Redmineを活用しようとして挫折し、転職を経て、
再度挑戦してやっと形になってきました。
これまでの軌跡を観点の違う視点でまとめることでそれぞれの立場の方の参考になればと
思い、とりあえずまとめてみようと思います。
(自分の備忘録に近いところがあるのであまりためにならないかもしれないです。)

チケットを書く側の視点

まずは書く側の視点。これは前職での経験です。
時系列順にどういう心境の変化がどういうタイミングで起こったかを書きます。

1.面倒くさい

まずはここ。これを超えないと廃れる。実際に前職では一時期廃れました。
だって、使い方がわからないし、なんで導入するか説明もないもんだもの。

面倒くさい理由は以下

1.何を書いていいかわからない。
2.何故導入すかわからない。
3.書いたことによるメリットがわからない。
4.そもそもチケットを書くのが面倒くさい。

まぁ、これです。大体の人が当てはまるのではないでしょうか。
前職で声が出てたのは3が多かったかな?
遠い昔なので忘れつつありますが…。

とにかく説明がない!!!

これに尽きるのではないでしょうか。ここの観点って結構大事だったと私は思っています。
裏を返せばこれを明確にしていけばRedmineの活用が見えてくるはずなので…。

2.面倒くさい→使える?

次の段階。まだ半信半疑です。
少しでいいのでメリットが見えるとここに行き着くと思います。
私が記憶している限り…
私が経験したのは
「過去対策した部分のチケットが残っていて、困ったときに調べて経緯がわかった」
これです。これを発見したとき、あれ?Redmineって案外使えるんじゃない?っと思いました。
今もここの考え方は凄く私の中では根強く残っています。

ナレッジベースとしてどんな情報も残せるRedmineって便利!!!

3.使える?→使える!!!

最終段階。確信に変わったときですね。
これは実は転職してから実感しました。
何故なら…

1.過去の情報がどこにあるかわからない。
2.過去の情報がなくなってしまっている。

上記のような問題点を抱えていたから。
過去の情報って案外馬鹿にできないことを痛感しました…。
経緯がわからないと手を出したときに痛い目見るんですよね…。ソフトあるあるです…。

チケットを見る側の視点

さて、ここから、私が「書く側」から「見る側」に移り変わります。
書く側の視点から変化して何を対処してきたかを書きます。

1.慣れてもらう

まずは、ここから。書くことに慣れてもらう。書く内容は問わない。
ただし、お題は絞りました。まずはバグ管理から。
決めたルールはこれだけ。
ここから書きやすさを追求するためにヒアリングを定期的に行うようにしていました。
ヒアリング。これ大事!!!
うちの会社はそこまで大きくないからできるのかもしれませんが、
私は前職でも「現地・現物」にはこだわって、不具合が出たら即品質テスト場に
向かっていましたね。棟が離れていましたが走って行ってたなぁ…。
とりあえず、現場の人の声を聞いて、即日カイゼンを実施する。
これが最近できなくなってきているので初心に帰らないとと思う次第です…。

2.慣れた→活用してもらう

慣れて来たら活用してもらうように仕向ける!!!
そのためにはプラグインもちょこちょこ入れ始めました。
とりあえずは…

「Redmine Issue Templates」
↓あえてブログを紹介させて頂きます。
日々是精進。(はてな館)

実はうちの会社で今も無料で活用されているのこれだけだったりします。
後は有料のRedmine Lychee。
色々プラグインは入れよう計画はあるのですが手が回っていません…。

そして、私が見る側の視点で活用し始めたのはバグ件数の推移。
とりあえず上がっているバグの件数と解決数とを週毎に集計して…
最終的な報告のときに推移が減っていってますという報告をして活用していました。
今は別の人にその辺りは移管。
おそらくですが活用方法は無限大だと思うのですよね。

3.活用できた→一緒に考える

正直、私も業務が忙しくなってきて、片手間で管理が一人で出来なくなってきています。
色々と一人で悶々とする日々が続いて来ていたのですが、やっと仲間が増えはじめてきて
どうやって活用するかを一緒に考え始めました。
私はRedmineTokyoやらに参加して、色々な方と話をすることで違った見方ができるように
少しでもなってきたのかなぁっと考えておりますが、まだまだ…

Redmine.Tokyo

しかし、言えることは一つ…
一緒に考える仲間は大切!!!

終わりに

以上になります。ざっくりとしていますが何かの足しになったでしょうか?
正直、ただの備忘録に近いです。

あなたがRedmineを無理やり使っている「書く側」

もし、面倒くさいなと考えているのであれば、何か活用出来る方法がないかを
少し考えて見てください。それで世界が少し変わります。
私が活用方法の行き着いた先は**「ナレッジベース」**です。
答えはそれぞれだと思います。
イヤイヤではなく、少しでも前向きに捉えると色々と世界が変わると思います。

あなたがRedmineを無理やり使っている「見る側」

管理は大変だと思います。でも、ヒアリングして、ドンドン改善すれば、
自ずと色々と環境が変わると思います。
滅気ずに頑張りましょう。外に出れば仲間はたくさんいます。
私はそれに勉強会に参加することで気づくことができました。
是非とも社内に籠もらずにたまには気晴らしに外にでるのもいかがでしょうか。

節操ない文章ですが、これにて終わります。

2
2
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?