変数とは
変数とは、何か値を入れておく入れ物だと思って下さい。
数学の変数とは違う
例えば、
x = 1
という式があるとします。
数学では**『右辺』と『左辺』が等しい**。つまり、xと1が等しいという意味です。
しかしプログラミングにおいての意味合いは違います。
この場合であれば、xという入れ物のなかに1という数字を入れておくという意味になります。
変数のルール
-
変数名の先頭は小文字を使用する。
-
Rubyで予め決められている予約語は使用できない。
-
ルールではないですが、、変数名は分かりやすい名称を使いましょう。
変数を使用してみる
example
入力
number = 5
puts(number)
出力
5
変数に入れる値は途中で変更できる
『変数』というくらいなので、中に入れる文字や数値は途中で書き換えることが可能です。
example1
入力
number = 5
puts(number)
number = 10
puts(number)
出力
5
10
数値だったものを文字列に変更することも可能です。(文字列だったものを数値にすることもできます。)
example2
入力
number = 5
puts(number)
number = "こんにちは"
puts(number)
出力
5
こんにちは
変数を使った計算
変数を使用して簡易的な計算プログラムを作成できます。
example
入力
x = 21000
y = 3000
puts x + y
puts x - y
puts x*y
puts x/y
出力
24000
18000
63000000
7
変数を使用して計算式を作ると、変数内の数字を変更するだけで様々な計算が出来るので便利です。
変数を交えた文字式を表示
文字式の中で変数を使用する場合は#{}
で変数を囲みます。
example
入力
name = "Seiya"
puts "私の名前は#{name}です。"
出力
私の名前はSeiyaです。
ちなみに#{}
を忘れると、、、
入力
name = "Seiya"
puts "私の名前はnameです。"
出力
私の名前はnameです。