whileの基本

while

ある条件が満たされるまで同じ動作を繰り返したい場合の処理**（繰り返し処理）**の一つとしてwhileがあります。
- [基本形]
- [無限ループ]
- [無限ループを抜けたいとき]

基本形

while 動作を繰り返す条件 do
  繰り返して欲しい処理
end

example1

入力

i = 0
while i <= 10
  puts(i)
  i = i + 1
end

出力

0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10

example2

入力

i = 10
while i >= 0
  puts(i)
  i = i - 1
end

出力

10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0

無限ループ

while文の条件設定を誤ると処理が止まらない無限ループに陥ってしまいます。

example

入力

i = 1
while i > 0 do
  puts(i)
  i = i + 1
end

実行すると処理が止まらないので、macでしたらCtrl+Cで強制的に止めて下さい。

出力（最後の方だけ）

277645
277646
277647
277648
277649
277650
277651
277652
277653
277654
277655
277656
277657
277658
277659

無限ループを抜けたいとき

わざと無限ループ処理を行い、途中でループを抜けたい場合

if ~ break

を使用しましょう。

example

入力

i = 1
while i > 0 do
  puts(i)
  i = i + 1
  if i > 21
    break
  end
end

出力

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21

ちなみにi > 21でbreakですが、i = 21の時は、まず21がputsされます。その後、(i=)21に1が足され22になります。そこでi>21となりifの条件を満たしbreakが実行されます。なので、21は出力されます。