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tecsmergeの使い方

Last updated at Posted at 2019-11-21

TECSで開発を始めた際に最初に引っかかった、「tecsmerge」の簡単な使い方についてまとめました.

対象

TECSで開発をはじめたての方

tecsmeregeとは?

TECS + Merge = tecsmerge
セルタイプごとに必要なセルタイプコードを作成する時に使用します.

主に以下の2つのシチュエーションで使用します.
1. 初版セルタイプコードをジェネレータが作成したテンプレートコードから作成する
1. CDLコードでの変更を既存のセルタイプコードに反映させる

それぞれについてみていきます.

準備

まず、開発対象に合わせてこちらからいずれかをダウンロードしている前提です.
tecsmerge はrubyで実装されています.

場所:/tecsgen/tecsgen/tecsmerge.rb(tecegenはダウンロードしたフォルダ内にあります)

% ruby tecsmerge.rb

でtecemergeを実行します.
ですので事前にパスを通すようにしてください.

1. 初版セルタイプコードをジェネレータが作成したテンプレートコードから作成する

TECS CDLを作成し

% make tecs

を行うとgenフォルダ下にセルタイプコードのテンプレートコード「tCelltype_templ.c」 が作成されます.これが初版のコードとなります.

% ruby tecsmerge.ruby gen/tCelltype_templ.c ディレクトリ名

で指定したディレクトリにセルタイプコード「tCelltype.c」が作成されます.
このファイルを編集していってください.

※ tCelltypeはセルタイプの名前によってかえてください.

2. CDLコードでの変更を既存のセルタイプコードに反映させる

上記で初版のセルタイプコードを作成した後、編集していった状態です.
この時

- 受け口関数の引数を増やしたい
- 他の関数を追加したい
- 変数や属性を追加したい

等になった際にCDLファイルを編集すると思います.その変更をtecsmergeで既存のセルタイプコードに反映させることができます.

% ruby tecsmerge.ruby gen/tCelltype_templ.c tCelltype.c

もしくは

% ruby tecsmerge.ruby gen/tCelltype_templ.c tCelltype.cがあるディレクトリ名

これによりCDLでの変更がセルタイプコードにも反映されています.

※ 変数などの小さい変更はわざわざmergeしなくても問題はないです.

注意点

セルタイプコード中の

  /* ここに処理本体を記述します #_TEFB_# */

などの記述には必ずしたがってください.tecsmergeがうまく動作しません.

参考

tecsmerge コマンドリファレンス

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