手順
- functions.php を保存
- ショートコード化したい処理を functions.php に関数形式で記述
- add_shortcode関数を使って 2.の関数をショートコードとして登録
- 記事にショートコードを追加
1. functions.php を保存
functions.phpはWordPressのテーマで使われる関数が記述されているPHPファイルです。
編集中の記述ミスによりWordPressの動作が停止する可能性があるため、バックアップを取っておく必要があります。
方法
利用しているレンタルサーバのFTP管理画面でダウンロードして保存しておく。
今回はロリポップ!を使っているので以下を方法でダウンロードする。
https://lolipop.jp/manual/user/ftp2-03/
2. ショートコード化したい処理を関数で記述
WordPress管理画面でfunctions.phpを編集して、ショートコード化したい処理を実行する関数を作成します。
方法
WordPress管理画面の ツール > テーマファイルエディター にてfunctions.phpを編集する。
今回は投稿タイトルを表示する関数を作成する。
function get_title() {
return get_the_title();
}
get_the_title
投稿タイトルを取得する関数
リファレンス:https://developer.wordpress.org/reference/functions/get_the_title/
3. ショートコードの登録
WordPressで用意されている関数 add_shortcode を使ってPHPの関数とショートコードを紐づける。
リファレンス:https://developer.wordpress.org/reference/functions/add_shortcode/
方法
functions.php にて add_shortcode関数を実行する。
このとき、引数は ( ショートコード名, 関数名 ) とする。
今回は”title”というショートコードにget_title関数を紐づけている。
add_shortcode('title', 'get_title')
4. 記事にショートコードを追加
投稿または固定ページの編集画面で文中にショートコードを追加する。(記述方法は "[ショートコード名]")
ショートコードが紐付けた関数の返り値に置き換わる。
次回以降
- ショートコードの裏の動きについて深掘りする
- ショートコードでパラメータを引き渡す