結論
# カレントフォルダのファイル名のみを取得
ls -file -name
# カレントフォルダのファイル名をフルパスで取得
(ls -file).fullname
# 指定したフォルダのファイル名をフルパスで取得
(ls [指定フォルダのパス] -file).fullname
# 取得結果をテキストファイルに出力する
(ls -file).fullname Out-File list.txt
説明
ファイル一覧表示コマンドレット
PowerShellではカレントフォルダのファイル一覧を取得するときに、
Get-ChildItem
コマンドレットを使用する。
エイリアスを使う
コマンドレットのヘルプを参照すると、
エイリアスとしてls
が定義されているので使うことにする。
(Get-ChildItemといちいち入力するのは効率が悪いため)
> help Get-ChildItem
名前
Get-ChildItem
構文
Get-ChildItem [[-Path] <string[]>] [[-Filter] <string>] [<CommonParameters>]
Get-ChildItem [[-Filter] <string>] [<CommonParameters>]
エイリアス
gci
ls
dir
注釈
Get-Help を実行しましたが、このコンピューターにこのコマンドレットのヘルプ ファイルは見つかりませんでした。ヘルプの一部だけが表示されています。
-- このコマンドレットを含むモジュールのヘルプ ファイルをダウンロードしてインストールするには、Update-Help を使用してください。
-- このコマンドレットのヘルプ トピックをオンラインで確認するには、「Get-Help Get-ChildItem -Online」と入力するか、
https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=113308 を参照してください。
Get-ChildItemコマンドレットの主なオプション
Get-ChildItemコマンドレットには主に下記のオプションを使用することができる。
オプションはGet-Option
オプション | 説明 |
---|---|
-file | ファイルを表示する(フォルダは表示しない) |
-name | ファイル名のみを表示する |
-filter | 一致するファイル名のみを表示する |
-resourse | サブフォルダの配下も表示する |
-depth | サブフォルダの階層を制限して表示する |
取得結果をファイルに出力する
コマンドレットで取得した情報をファイルに出力したい場合は、
下記のオプションでファイルに出力できる。
# ファイルに出力(上書き)
ls -file -n > list.txt
# ファイルに出力(追記)
ls -file -n >> list.txt