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PowerShellで指定したフォルダのファイル名一覧をフルパスで取得する

Last updated at Posted at 2021-12-12

結論

# カレントフォルダのファイル名のみを取得
ls -file -name

# カレントフォルダのファイル名をフルパスで取得
(ls -file).fullname

# 指定したフォルダのファイル名をフルパスで取得
(ls [指定フォルダのパス] -file).fullname

# 取得結果をテキストファイルに出力する
(ls -file).fullname Out-File list.txt

説明

ファイル一覧表示コマンドレット

PowerShellではカレントフォルダのファイル一覧を取得するときに、
Get-ChildItemコマンドレットを使用する。

エイリアスを使う

コマンドレットのヘルプを参照すると、
エイリアスとしてlsが定義されているので使うことにする。
(Get-ChildItemといちいち入力するのは効率が悪いため)

> help Get-ChildItem

名前
    Get-ChildItem

構文
    Get-ChildItem [[-Path] <string[]>] [[-Filter] <string>]  [<CommonParameters>]

    Get-ChildItem [[-Filter] <string>]  [<CommonParameters>]


エイリアス
    gci
    ls
    dir


注釈
    Get-Help を実行しましたが、このコンピューターにこのコマンドレットのヘルプ ファイルは見つかりませんでした。ヘルプの一部だけが表示されています。
        -- このコマンドレットを含むモジュールのヘルプ ファイルをダウンロードしてインストールするには、Update-Help を使用してください。
        -- このコマンドレットのヘルプ トピックをオンラインで確認するには、「Get-Help Get-ChildItem -Online」と入力するか、
           https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=113308 を参照してください。

Get-ChildItemコマンドレットの主なオプション

Get-ChildItemコマンドレットには主に下記のオプションを使用することができる。
オプションはGet-Option

オプション 説明
-file ファイルを表示する(フォルダは表示しない)
-name ファイル名のみを表示する
-filter 一致するファイル名のみを表示する
-resourse サブフォルダの配下も表示する
-depth サブフォルダの階層を制限して表示する

取得結果をファイルに出力する

コマンドレットで取得した情報をファイルに出力したい場合は、
下記のオプションでファイルに出力できる。

# ファイルに出力(上書き)
ls -file -n > list.txt

# ファイルに出力(追記)
ls -file -n >> list.txt

参考

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