はじめに
普段から何に使うかを決めずに、気になる素材を買うことがあるんですが、だいぶ前に買っていたハーフミラーを使って工作してみました。
先に言っておきますが、この記事はやってはみたけど、なんか思ったより上手くいかんかったって話の記事です。笑
でも、そこからの気付きや学びが新しいものを生み出すんだと信じてこれからもいっぱい失敗していこうと思います。
何を作るのか
ビデオ会議の際にカメラ目線で話せるやつです。プロンプターとも言いますね。(政治家とかがスピーチとかで前に置いてある透明な板のやつ)
ビデオ会議以外にも、よくお仕事でフォトブースの様な体験を作ることがあるんですが、撮影シーンで目線を誘導するデザインにしたりすることがあり、ディスプレイの真ん中にカメラがあったらなーと思うことも多いです。
ハーフミラーってなに?
マジックミラーという方がわかる方も多いかもしれませんね。周囲が明るい側から見ると鏡の様に見え、暗い側から見ると向こう側が見えるというもの。厳密には透過率や反射率で呼び方変えている業者さんとかもいるみたいですが、ここでは一旦ハーフミラーで説明していきます。
必要なもの
- ハーフミラー:ポリカハーフミラーUD h290(今回使用したのは30%の透過率のもの)
- Webカメラ
- タブレットPC
- カラーボード(黒):100均で2枚
- 黒テープ:100均
制作費:(PCとカメラ除くと)2,400円!
作り方
カラーボード(黒)をタブレットPCサイズに合わせてカットして以下の様な箱を用意します。
タブレットPCは下面に配置して、奥面部分の中央にカメラ穴を開けてカメラをテープで固定しておきます。
ハーフミラーを45°の角度で内部に配置するために、引っかかり部分を取り付けます。
これで正面から見ればOKなはず!!!
できたもの
カメラ目線でビデオ会議できるやつ。#lifehack #ハーフミラー pic.twitter.com/bWp3iQ4EW5
— Seiya Tanaka (@seintoseiya) December 20, 2022
まぁやりたいことは概ねできてはいますが、
柔らかい素材のポリカーボネイト製のため、弛んだ部分が歪みが生じて気になります。
硬いガラス製のハーフミラーにすればましになるのだろうが、見る角度によっては歪みは仕方ないのかな。。。
あと、動画みてお気づきかもしれませんが、ミラー反射させているので、左右逆になってますね。
ビデオ会議の映像としての利用なら問題ないかもですが、フォトブースとかでアプリにする際はソフトウェア側で左右反転させる必要があります。
振り返って
ハーフミラーは当初、ペッパーズゴーストを利用したホログラム作品でも作ろうかなーと思って買っていたのですが、部屋の中で埃かぶっていたので、今回のアドカレンダーが埃を払う良い機会になりました。
あと、本題と全然関係ないのですが、弛む柔らかいミラー素材というのもなんか面白いなと思い、それでまた違うナニカを作ってみたいなと思いました。
柔らかいミラー素材を弛ませることで上下が反転したりするの面白い。あと、この下敷きをべコンベコンする様な音も良き。 pic.twitter.com/I6stySTsf3
— Seiya Tanaka (@seintoseiya) December 20, 2022
参考記事
mask303 blog - ビデオ会議で目線がバッチリ合う装置をDIYで作ってみた
鏡とガラスのネコロボ事件簿 - マジックミラーはこうして使う!仕組みと活用法を解説します。