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初のメンターを通して心に留めておくべきだと思ったこと

Last updated at Posted at 2021-05-01

新人が入ってきたときにこころがけておくことのまとめ

先日社員が入社してきたときに初めてメンターをしました。
当時の上司に褒められたのでその時心がけていたこと、やったことを忘れない様に自分のために書き留めておきます。

WBSを作ること

WBSを使うメリット

キャッチアップをしていくときに、WBSがあることで「次に何をすればいいか」が明確になります。
よく聞く「次やること確認するね」の状態が生じて手持ち無沙汰にならないようにしましょう。

進捗が見れるので新人側からしてもキャッチアップができてることが実感できます。
また、メンター側としても進捗を見れることで詰まってそうな箇所がわかりやすくなります。
いつになったらチームに貢献できるようになるのかわからない不安に包まれる状態が続いてしまうことを避けるために使いましょう。

WBSを使ってやってはいけないこと

WBSというと進捗を管理するために使われるかと思います。
よって、WBSがあるとどうしても新人の進捗を管理したくなってしまうと思います。
しかし、このWBSは決して新人の評価のために使ってはいけないです。
もし進捗が遅れていても絶対に新人を責めない、叱らないことを心がけてください。
進捗が遅れている = 「スケジュールに無理がある」 or 「自分がフォローできていない」のどちらかだと思って自省しましょう。

目を掛けること

新人は不安で毎日いっぱいであることを忘れないでください。

毎日絶対に時間を作る

一日最低2時間を新人のために確保してください。
そのために上司との業務調整を必ず行ってください。
メンター側としても後輩に時間を掛けることに対して、安心感を得ることができます。
また、このことは新人にも伝えましょう。
新人のイメージだと「通常の業務」の上乗せで「新人教育」だと思っています。
そうではなく新人教育を業務に組み込むことで新人としても安心して質問などをぶつけてくれるようになります。

MTGの最後にかならず質問タイムを作る

MTGの最後にもう一度質問がないか確認してください。
理解をしていると思って進めたら実はわかっていないということはよくあります。
逐次疑問を解消しながら説明するのもそうですが、最後にも再度復習も兼ねて質問タイムを作りましょう。

ある程度仕事を任せる

なぜ仕事を任せるのか

当たり前だけど、新人もチームへの貢献をしたいと思っています。
任せた仕事が完了することはチームへの貢献になる、だから早めに貢献の実感が湧くような仕事をしてもらいましょう。

仕事を任せることと丸投げすることを混同しない

仕事を新人に任せて、「はい、よろしく」で終わらせない。
もし、仕事が終わらなかったり、失敗したらそれは新人ではなく自分のせいです。
納期内に終わるように、失敗しないようにフォローしましょう。

弱みを見せる

先輩のほうができるのは基本はあたりまえ

新人は先輩が失敗する姿をあまり見ることはないかもしれません。
でも前はたくさん失敗していたはず、そのたびに先輩に助けてもらっていたはず。
なので、自分も失敗していたことを教えてあげましょう。
新人は失敗することを恐れていますがそれを薄めてあげましょう。

わからないことを責めない

わからないのは新人のせいでは決してない

よくわからないことを「なんでわからないの」と聞くなどど噂にしますが、なんでわからないのは新人に理解が出来ていないという状況を投げてしまっています。
新人はわからないという状態でいたいと思っているわけではないです。
新人は常に最大限に学んでいると仮定すれば、「なぜ理解が進んでいないのか」を考えるのが仕事で、そのために何をすべきかを考えることがメンターの仕事です。

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