WebARENA Indigo VPSを使ってみた際の備忘録です。
WebARENA Indigo VPSを使うに至った背景
ubuntu20.04
2vCPU
1GB memory
約20GB〜40GB Storage
約3ヶ月使用を想定
の条件でVPSを使いたかった。
類似サービスを比較した場合、indigoが最も安そうに見えたので決定した。
(課金が怖いのでプリペイド可能なconohaがよかったが、indigoの方が安く心が傾いた)
サービス | 月額料金 | URL | 備考 |
---|---|---|---|
conoha | 946円/月 | URL | プリペイド可能 |
AWS EC2(東京リージョン) | 0.0108USD/h(約893円/月) | URL | - |
sakura(東京) | 990円/月 | URL | - |
WebARENA Indigo | 約699円/月 | URL | 2GB memory |
(これは私が調べた時点の情報であり必ず最新情報や動かしたいアプリ等の要求スペックを確認して下さい。)
契約〜実際にVPSサーバ利用開始するまでの設定
以下を参照した。
設定画面が非常にシンプルであり、特に迷わず10分くらいで利用できる状態になった。
indigo console login時に、Password incorrect
と表示される
consoleからではなく、TeraTermなどのターミナルソフトを利用してログインが必要である様子
NTT の格安VPS Indigo を使ってみた
キーペア作成(SSH鍵の作成)からインスタンスへのSSH接続までの手順を教えてください。(Indigo)
インスタンスへのログイン方法(Linuxのみ)
macの場合に使うterminalソフト
付属のterminalでOK。ssh設定は~/.ssh/config
に記載すればOK。
$ ssh -i ~/.ssh/(鍵ファイル) (User名)@(IPアドレス)
ex.) ssh -i ~/.ssh/xxx.pem ubuntu@xx.xx.xx.xx
Host 任意の名称を入力します。
HostName サーバーのIPアドレスを入力します。
Port Portを入力します。
User User名を入力します。
IdentityFile 鍵ファイルを指定します。
その後以下を実行すると繋がる。
$ ssh ${Hostに入力した任意の名称}
繋がった後は自分のやりたいことをやる。
尚、以下は事前に忘れずに実行しておくとよい。
Mac付属のターミナルソフト(Terminal.app)
事前にダウンロードしておいた、公開鍵ファイルのパーミッションを変更します。
$ sudo chmod 600 ${PRIVATE_KEY_FILE}
メモリが足りない気がする
memory 2GB
でdocker使っているとたまに固まる。メモリ不足?と思いswap追加したら起こらなくなった。
以下を参考にswapを追加すればOK
sudo fallocate -l 4G /swapfile
sudo chmod 600 /swapfile
sudo mkswap /swapfile
# vi /etc/fstab
LABEL=cloudimg-rootfs / ext4 defaults 0 0
LABEL=UEFI /boot/efi vfat defaults 0 0
# add here
/swapfile swap swap defaults 0 0
swapon -a # -aで/etc/fstabの内容にしたがってスワップを有効にします
free -m # swapが有効になっていることを確認mする
システムに応じて推奨されるswapの値は要調整
第15章 SWAP 領域
システム内の RAM の容量 推奨されるスワップ領域 ハイバネートを許可する場合に推奨されるスワップ領域
⩽ 2 GB RAM 容量の 2 倍
1CPU
, 1GB memory
, 20GB storage
環境ではdocker利用は難しいのか?
そんな事はなく、用途によっては問題なく使えそうに思う。
スペックが要件を満たしているかの検証はどうやるのが正しいんだろう?
$ df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/vda1 20G 7.7G 12G 41% /
$ free -h
total used free shared buff/cache available
Mem: 981Mi 320Mi 99Mi 3.0Mi 561Mi 506Mi
Swap: 2.0Gi 8.0Mi 2.0Gi
X11 Forwardingしたい
ssh -X
オプションをつけてリモートログインすればいい
ssh -X ${Hostに入力した任意の名称}
xeyes
により画面に目玉が表示される事を確認する
$ sudo apt install -y x11-apps
$ xeyes
pythonがない
正確には、python3
があるにも関わらずpython
がない
$ python3 --version
Python 3.8.5
$ python --version
Command 'python' not found, did you mean:
command 'python3' from deb python3
command 'python' from deb python-is-python3
ログ記載の通りpython-is-python3
をインストールすればOK
sudo apt install -y python-is-python3
$ python --version
Python 3.8.5
(シンボリックリンクが作られているだけのように見えるが、特に問題というわけではない)
$ which python
/usr/bin/python
$ ls -l /usr/bin/python
lrwxrwxrwx 1 root root 7 Apr 15 2020 /usr/bin/python -> python3
VPS(仮想専用サーバー)環境でXvfb (X virtual framebuffer)を使いたい
VPS(仮想専用サーバー)環境でXvfb (X virtual framebuffer)を使いたい
VPSサーバ(ubuntu20.04)上で、ログアウトしてもコマンドをバックグランドで動作し続けておきたい
VPSサーバ(ubuntu20.04)上で、ログアウトしてもコマンドをバックグランドで動作し続けておきたい
VPSサーバのcpu, memory, storage等を知る
$ grep cpu.cores /proc/cpuinfo | sort -u
cpu cores : 2
$ free -h
total used free shared buff/cache available
Mem: 1.9Gi 363Mi 103Mi 3.0Mi 1.5Gi 1.4Gi
Swap: 4.0Gi 23Mi 4.0Gi
df -h | grep /dev/vda1
/dev/vda1 39G 12G 27G 31% /
参考
https://web.arena.ne.jp/indigo/
NTT の格安VPS Indigo を使ってみた
キーペア作成(SSH鍵の作成)からインスタンスへのSSH接続までの手順を教えてください。(Indigo)
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NTTのIndigo VPSにKUSANAGI RoD(Docker)をインストールして高速WordPress環境を激安で構築する方法
Xvfb を使って仮想ディスプレイを作る
第15章 SWAP 領域