2
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

今までMacのGitで経験した環境トラブル集

Posted at

今までMacのGitで経験した環境トラブル集

職場に新メンバーが加わった時とかに、Gitで色々なトラブルが起きました。
今回は、私が遭遇したトラブルをまとめてみました。
随時更新していこうと思います。

リモートリポジトリのパスワード関係

リモートリポジトリのパスワード入力を間違えていた。

基本的なことなのですが、入力を間違ているというパターンが意外とあります。

間違って入力したパスワードを、MacのKeyChainが記憶してしまっていた。

上記の件と関係するのですが、間違って入力したリモートリポジトリのパスワードを、KeyChainがキャッシュしてしまい、パスワード入力ができなくなってしまうというパターンがありました。

これは、KeyChainのキャッシュを削除すれば、パスワード入力ができるようになります。

プロキシ関係

Proxy配下のGitを作業していると、何かとトラブルが起きます。

Bashの環境変数に, http_proxy , https_proxy , no_proxy の設定ができていなかった。

コンソールで export コマンドを実行して満足して、 .bashrc にちゃんと追加できていなかったというパターンです。
基本的なことですが、意外とこれをやる人が多いです。

.bashrc.bash_profile に環境変数 http_proxy , https_proxy , no_proxy を設定しましょう。

.bashrc に設定すれば、自動で .bash_profile にも読み込まれますので、 .bashrc に書けば十分です。

https_proxy のスキームを勘違いして https:// にしていた。

http_proxyhttps_proxy は基本的には同じ値を入れることになるのですが、それを勘違いして、 https_proxy の方だけURLの先頭を https:// に変更している人がいました。

プロキシのURLにユーザー名・パスワードを追加するのを忘れていた。

認証プロキシの場合、プロキシに対するユーザー名とパスワードを設定する必要があります。そのため、環境変数の値はこんな風になります。

http://(ユーザー名):(パスワード)@(ホスト):(ポート)

git config --globalhttp.proxy , https.proxy の設定ができていなかった。

どうやら環境変数だけでは不足で、 git config --global にも設定が必要のようです。

git config --localhttp.proxy , https.proxy の設定を上書きしていた。

git config --local を使えば、リポジトリ毎にGitの設定ができますが、この設定は git config --global よりも優先されるため、ここに http.proxy , https.proxy を間違った値で設定すると、うまく接続できなくなります。

Gitのバージョンが古くて no_proxy に対応していなかった。

同一LAN内のリモートリポジトリに接続する場合、プロキシの設定が邪魔をします。
そのため、 no_proxy で、プロキシ設定から除外したいドメインを指定する必要があります。

Gitのバージョンが古くて、この no_proxy に対応していなかったということがありました。

no_proxy の値にスペースが混入していた。

export no_proxy=localhost, 127.0.0.1

のようにスペースが入ってしまっていたパターンがありました。

export no_proxy=localhost,127.0.0.1

のようにスペースをなくす必要があります。

メインシェルをZshに変えた際に、Zshの環境変数に, http_proxy, https_proxy, no_proxy を設定することを忘れていた。

環境変数というのはどうやらシェル毎に持っているものらしく、シェルがBashではないなら、 .bashrc の設定は継承されないようです。

Zshの場合は .zshrc に設定します。私は .zshrc から .bashrc を呼ぶようにしました。

2
1
2

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?