こんにちは、ARエンジニアのせぎゅです!
私はPlayMakerを使ってXRコンテンツを日々制作しています。
今回は、PlayMakerで複雑な数式をシンプルに記述するための便利なTIPSをご紹介します。
STYLYユーザーにもオススメの内容です!
四則演算はFloat Operatorでできるけど…
PlayMakerで基本的な加減乗除を行うには、Float Operatorアクションを使います。
例:10 * 5 の計算
Float Operatorアクションの設定
- 値1: 10
- 値2: 5
- 演算: Multiply
- 結果: ResultA
結果はResultAに50として保存されます。
複雑な数式になると手間が増える…
例えば 10 * 5 + 20 * 2 のような数式を処理するには、複数のFloat Operatorが必要です。
10 * 5 → ResultA20 * 2 → ResultBResultA + ResultB → ResultC
といったように、3つのアクションと中間変数が必要になります。
これでは見通しが悪く、保守性も下がります…
解決策:MathExpressionアクションの活用!
そんなときに役立つのが、非常に便利なアクション
MathExpression です!
このアクションでは、以下のように数式を直接記述できます!
10*5+20*2
以下のように変数を組み合わせることも可能です!
ResultA+20*2
このMath Expression、なぜかPlayMakerの公式Action Referenceには載っていません…
私自身、2年間このアクションの存在を知りませんでした。
(もっと早く知りたかった…!)
まとめ
MathExpressionアクションを使うことで、
- 複雑な数式も1アクションで完結
- 中間変数が不要
- ステートがスッキリ整理できる
PlayMakerをもっとスマートに使いたい方は、ぜひこのアクションを試してみてください!


