はじめに
BeatSaberというVRゲームに最近はまっています。こんな感じのゲームです。
BeatSaberで足腰もトラッキングできるようになりました!バーチャルモーションキャプチャーを利用させていただきました。解説が充実していて、すごくわかりやすかったです!
— せぎゅ (@segur_vita) 2019年1月10日
プレイしているのはOne Hopeという公式曲です。ミスばっかりだけど、自分のアバターが動いているのは楽しいですね! pic.twitter.com/28nBk0Em6I
実はこのゲーム、標準では一人称視点であり、このように三人称視点で録画することはできません。また、アバターを表示することも標準ではできません。
アバターを表示させる方法を調べたところ、2通りあったので、忘れないうちにメモします。今後、始める人の参考になれば幸いです。
アバターを表示する2つの方法
アバターを使って撮影するには、以下の2つの方法があります。
- Beat Saber MOD の Custom Avatar を使う
- VirtualMotionCapture (VMC、ばもきゃ)を使う
どちらの方法がよいかは、状況によりますので、フローチャートにしてみました。
2019/01/25 追記
「CustomAvatarでも足腰のキャプチャはできる」というご指摘を何名からかいただきました。上記のフローチャートは間違っていますので、修正版を以下に記載します。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
CustomAvatarを使う
まず、CustomAvatarを使う方法があります。この方法は、Beat SaberをMODで拡張することによって、アバターを用いた撮影を実現します。
必要な作業をざっくり挙げると以下の通りです。
- Beat Saber Mod Managerを導入する
- SongLoaderPluginを導入する
- CustomUIを導入する
- CameraPlusを導入・設定する
- CustomAvatarを導入・設定する
- 録画する
以下のサイトが非常にわかりやすかったので、詳細はこちらをご覧ください。
- Beat Saber MODの導入方法【初心者向け解説】
- ビートセイバー カメラを三人称視点にしたりFOVを変更できるMOD CameraPlusの導入方法
- Beat Saber カスタムアバターの導入方法と使い方
この方法の場合、.avatarという拡張子のファイルをアバターとして使用できます。おそらくBeatSaber専用のファイル形式です。
.avatarファイルは公開されているものを入手して使うこともできますし、自作することもできます。自作する場合、BlenderとUnityでの作業が必要です。
以下のサイトが非常にわかりやすかったので、詳細はこちらをご覧ください。
VirtualMotionCaptureを使う
次に、VirtualMotionCapture (VMC)を使う方法があります。この方法は、Beat Saberのプレイ映像に、アバター映像を合成することで、あたかもBeat Saberの世界にアバターが存在するかのように見せることができます。(間違っていたらすみません)
必要な作業をざっくり挙げると以下の通りです。
- VirtualMotionCaptureを導入・設定する
- LIVを導入・設定する
- 録画する
以下の公式サイトが非常にわかりやすかったので、詳細はこちらをご覧ください。
この方法の場合、アバターには、先ほどの.avatarファイルを利用できず、代わりに、.vrmファイルが利用できます。vrm形式は様々なVR系のプラットフォーム・ツールで利用できますので、便利です。
Viveトラッカーを持っていれば、足腰のトラッキング(通称フルトラ)も可能です。
さいごに
今回、Beat Saberでの撮影にあたり、Twitterを通じて、様々な方にご協力いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。