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挫折したエンジニアと反発したエンジニアがタッグを組んでWebサービスを立ち上げた話

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「お前、プログラミングに向いてないよ」

私は新卒2年目、エンジニア時代にして開発者になる道を断念した結果、SEになる道を選んだ元SEです。(今はITコンサルタントです。)

今でも鮮明に覚えています。会議室で、フローチャートと簡単な関数のレビューを受けたとき、一方的にダメ出しされて堪えられず、シクシク泣いていたことを。

上司
「お前この程度の関数すらフローチャートに書き起こせないの?全然わかんないんだけど。絶対向いてないから、開発者になるのやめた方がいいよ?(教育担当)、お前はどう?」
教育担当
「んー...そうですねー。............(長い沈黙)、ハイ。」

そんな私が辛い挫折経験を乗り越えて、とんでもなくすごいWebサービスを開発しました!!!

と、言いたいところですが、そんなこともなく。私は開発者になることをキッパリと諦め、SEになる道を選びました。

一方で、私と似たような境遇を通った旧友がいました。彼も上司からプログラミングが向いていないと言われていたのです。でも、彼は私の取った行動とは裏腹に、人からの心許ない意見に対して、それを糧にしたのです。彼は開発者になる道を選び、今も開発者としての役目を全うしています。

これはそんな彼と私が力を組んで、なんか良いモノ作ろう!と決めてWebサービスを立ち上げた話です。この記事では以下のことについて述べたいと思います。

目次

1. こんな人に読んでほしい
2. 立ち上げたWebサービス : Tech Course Rank
3. 2人で取り組むことのメリット・デメリット

1. こんな人に読んでほしい

  • 個人で何かを開発してみたいと思っている人
  • 自分が何を成し遂げたいか分からない人
  • 挫折しそうな人

子供の成長に無限の可能性を信じるように
大人の成長にも無限の可能性があると信じたい。そうでありたい。

挫折したら違う道を選んでもいいし、同じ道を突き進んでもいい。あなたの行く手を阻むものは何もない。ただやればいいだけです。
少しでもそう思う人が増えたらいいなと思い、備忘録をつづりたいと思います。

2. 立ち上げたWebサービス : Tech Course Rank

Udemy、O'Reilly、CodeAcademyなどといったワードは聞いたことありますか?オンラインで様々な教育コースを受けることができる学習サイトです。

私たちはこれらの学習サイトで受講できるコースを、1つのサイトでまとめてランキング形式で一覧表示できるWebサイトを立ち上げました。

Tech Course Rank
Tech Course Rank

主にフロントエンジニアやバックエンドエンジニアなどのソフトウェアエンジニアにとって役立つコースを並べています。

世の中には既に沢山のオンライン教育コースが公開されています。一体どれが一番良いコースなのか?別のサイトで、他にもっと良いコースが受講できるサイトがないか?そんなことを気にしたことはありませんか?
学習したい人にとっては、「どの学習サイト」よりも「どのコース」が自分にとって有益なのかが気になるはずです。私たちのサイトを使えば、世に出回っているコースの内、どのコースの評価が良いかを1つのWebサイトで見ることができます。

是非、エンジニアの方々には私たちのサイトを活用して、自分にとってベストなコースを見つけて欲しいと願います。

3. 2人で取り組むことのメリット・デメリット

メリット1 やりたくないことを押し付けあえる

私は極力開発をしたくありません。メンドくさいです。コーディングでドツボにはまったとき、永遠かと思うぐらいトラシューに時間を要してしまうことを嫌います。
それなら、こなせることが分かる雑務をする方を選びます。

逆に、私の友人は開発以外のことを極力したくありません。自分の興味のないことに労力を使うことが苦痛のようです。

つまり、利害関係が一致しているんです。よって、なるべく私は開発以外の役回り、友人は開発に集中できる役回りをこなすことにしています。(彼はパッションがあるので私よりも多くの仕事量をこなしていますが汗)

メリット2 意見交換できる

人によっては正しいことが、別の人にとっては正しくないことがあるかと思います。
2人で考えることで、自分1人の固定概念にとらわれず、よりフラットな目線で物事の良し悪しを見定めることができます。これはWebサービスのコンセプトを考える上でかなり有用だったかと思います。

メリット3 モチベを高めあえる・ケツを叩き合える

「〇〇の調査、どう?」 → 「すまね、今日明日でやっとくわ」
「〇〇円の収益あがったよ、やったね!」
「グッジョブ!」

私たちは基本「無理なく、時間があったらこなそうぜ」といったスタンスで取り組んでいるので圧は少ないのですが、お互いの状況をフォローすることで、止まらずに前に進むことができます。また、お互いを讃えあったり、労うこともモチベーションに繋がりますね。

唯一のデメリット 意見がぶつかる

意見交換できることはいいですが、意見がぶつかったときは妥協点を見つけたり、譲り合う必要があります。そういった場合、「こっちが正しいはずなのに、なぜ反対のことを言うんだろう?」と思ったり、前向きに物事を考えにくくなります。

相手が誰であろうと2人以上で何かに取り組む以上は起こりえることです。私の場合は、「相手」そのものを真っ向に否定するのではなく、「相手の考え」と向き合うようにしていたりします。その上で「相手」を理解すると、意外と「あ、だからその考えに至ったのね」と腑に落ちたりします。

長くなってしまったので、続きは続編で述べたいと思います。続きはリリースまでにやったことや、気をつけたことに触れたいと思います。

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