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【第3章】HTTPとWebの基本:ハッカーが見ているWebの中身をのぞこう👀🌐

Last updated at Posted at 2025-06-05

🌐 第3章:HTTPとWebの基本

こんにちは、守山しずくです🌸
今回は、 「ハッキングといえばWeb!」 というぐらい重要な、WebとHTTPのしくみを見ていきます💡


🧁 Webの正体=リクエストとレスポンス!

ブラウザでWebページを開くとき、裏ではこんな会話が交わされています:

あなたのPC:「このページ見せて!」(リクエスト)
サーバー:「はい、どうぞ!」(レスポンス)

このやりとりをする仕組みが HTTP(HyperText Transfer Protocol) です📡


✉️ HTTPリクエストの中身を見てみよう

リクエストとは「この情報が欲しいです!」という要求のこと。

GET /index.html HTTP/1.1
Host: example.com
User-Agent: Mozilla/5.0

ポイントはこの3つ:

  • GET :取得する命令(他にPOSTなども)
  • /index.html :欲しいページ
  • User-Agent :どんなブラウザかの情報

📦 HTTPレスポンスの中身

レスポンスは「こちらがページの中身です」という返事。

HTTP/1.1 200 OK
Content-Type: text/html

<html>~</html>
  • 200 OK :成功のステータス
  • Content-Type :HTMLなのか画像なのか?
  • 本文 :実際のWebページデータ

🛠️ ステータスコード早見表

コード 意味 内容
200 OK 正常に表示できた
404 Not Found ページが見つからない
500 Internal Server Error サーバー側のエラー
403 Forbidden アクセス禁止
302 Found 一時的なリダイレクト

これらの番号は、ブラウザでページが表示されないときにも表示されることがあるので、知っておくと便利です💡


🔎 開発者ツールで見てみよう

ChromeやEdgeの「F12キー」を押して「ネットワークタブ」を開くと…
実際のリクエストやレスポンスが見れちゃいます!

これはハッカーも使う最強の情報源
「どんな通信がされているのか」「隠れた情報はないか」チェックに使われます🔍


🚨 HTTPの落とし穴

実は、HTTP通信は暗号化されていません

つまり、同じネットワーク上にいる誰かが通信を盗み見することもできちゃいます…💦
(※学校やカフェのWi-Fiなど、要注意!)

そこで登場するのが HTTPS(SSL/TLS付きHTTP)
URLが https:// で始まっていると、暗号化されている証拠です🔐


📌 まとめ

  • HTTPは「Webページください」「どうぞ」の会話
  • リクエストとレスポンスで成り立っている
  • ステータスコードはWebの健康診断
  • 開発者ツールで通信の中身を見てみよう
  • セキュリティを考えるならHTTPSが必須!

次回は、 「第4章:よくある脆弱性①:XSS / SQLインジェクション」 を一緒にのぞいていきます!
お楽しみに🌸


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