Unity Dotween機能説明～これであなたもDotweenマスター～

Dotweenとは

Unityでものをうごかす、はねる、大きくなるなど動きのあるアニメーションを付けられるAsset。
これを拡張して、変数を変化させる。アニメーションの組み合わせ、あるタイミングで関数を呼び出すこともできる。

使用準備

アセットストアからインストール。
セットアップでテキストのアニメーションがしたい場合TextMeshProにチェックを入れる。

インストール後は

ここからセットアップをよびだせる。

必要であればAssemblyにも追加する。

基本機能を使って見る

transform.DOMove(new Vector3(5f, 0f, 0f), 3f);

基本の形
Vec3で目標地点、３秒後に到達する。
Do～はいろいろある。試してみて。

停止させる

gameObject.transform.DOPause();

再開

gameObject.transform.DOPlay();

アニメーションをすぐに終わらす。

transform.DOComplete();

繰り返す

transform.DOMove(new Vector3(5f, 0f, 0f), 3f).
   SetLoops(-1,LoopType.Restart);

無限ループで初めから繰り返す。

発展機能

.で機能を組み合わせることができる

transform.DOMoveX(3f, 0).
    SetRelative(true);

移動する機能に[相対的に動く]を組み合わせいる。
これをメソッドチェーンという

transform.DOMoveX(3f, 0).
   SetRelative(true).
   SetUpdate(true);

好きなだけ組み合わせことができる。

Easeを使う

Easeは初めゆっくり、最後は速くなどアニメーションのうごきをいい感じにつけるもの。

transform.DOMove(new Vector3(5f, 0f, 0f), 5f).SetEase(Ease.Linear);

Easeにもいろいろある。

自分でつくるとかなり細かく設定できる

     [SerializeField] private AnimationCurve testAnimationCurve;

transform.DOMove(new Vector3(5, 0, 0), 5f).
   SetEase(testAnimationCurve).
   SetLoops(-1,LoopType.Restart);

Unityで動かしながらいい感じなるまでためそう。
AnimationCurveはレベルデザインにも使えるのが覚えておくと便利。

変数を操作

       [SerializeField] private float doTweenVal = 0;

//5秒かけてaを100まで変化させる
DOTween.To(() => doTweenVal,　//開始時の値
    (x) => doTweenVal = x,　//更新する変数
    100,　//最大値
    5); //秒数

DoTween.Toを使用し変数を操作する。
0から100まで5秒かけて変数が動いていく。

文字列の操作

        [SerializeField] private TextMeshProUGUI testText;

string str = "文字列のテスト";
testText.DOText(str,2f);

２秒かけて文字が入力されていくようなアニメーション

２秒後に関数を実行する。

DOVirtual.DelayedCall(2f, () =>
{
    Debug.Log("DelayCallTest :2秒後によばれたよ");
});

処理の前、終わりに関数を実行する。

//OnStart()もあるよ
transform.DOLocalMove(new Vector3(0, 0, 10f), 0.5f)
        .OnComplete(() => {
            //完了後オブジェクトが消える
            gameObject.SetActive(false);
        });

複数の処理をまとめテンプレ化

Sequenceを使う

Sequence tseq = DOTween.Sequence();
tseq.Append(transform.DOJump(new Vector3(5f, 0, 0), 5f,3,3f));
tseq.Append(transform.DOMove(new Vector3(0f, 0, 0), 3f));

ジャンプしてから移動するアニメーションがまとめられる。
関数化すると使いやすくなる

private Sequence JumpAndMoveSeq()
{
    Sequence tseq = DOTween.Sequence();
    tseq.Append(transform.DOJump(new Vector3(5f, 0, 0), 5f,3,3f));
    tseq.Append(transform.DOMove(new Vector3(0f, 0, 0), 3f));

    return tseq;
}

使用箇所

JumpAndMoveSeq().Play();

Sequenceに対してPlayする。

ちょっと専門的な内容

DotweenはUpdateまでどう動くのかをためている。それまでうごかない。Updateで一度に動く仕組みとなっている。
実行タイミングがUpdateなので注意

Dotweenのメモリ確保のタイミングは初めにDotweenが実行された時と、
DoTween.Init()が呼ばれた時となっている。

ロード画面やScene切り替え時にInitしておくとかくつきをふせげる。

また、メモリの量は
DOTween.SetTweensCapacity(400,100);
(Tween数、Sequence数)
で設定できる。
途中でメモリ確保してかくつかない範囲で設定しよう

組み合わせのアイディア無限

これであなたもDoTweenマスター！！

参考ページ