概要

Pythonのffmpegを用いて、webmファイルをwavファイルに変換する
ffmpegはほかにもいろんな音声ファイルに変換できる

事前準備

以下の公式サイトからffmpegをダウンロード
https://ffmpeg.org/download.html
解凍したらbinのなかに入っているexeファイルを適当なフォルダに入れる
システム環境変数にそのフォルダのパスを通す
VScodeのターミナルなどでffmpegをインストールする

コード

import ffmpeg

input_file = 'aiu.webm'
output_file = 'aiu.wav'

(
    ffmpeg
    .input(input_file)
    .output(output_file)
    .run()
)

注意

Error opening input: No such file or directory

このようなエラーが出たときは、実行した際のカレントディレクトリを確認してみて。
そのpythonのファイルからたどった音声ファイルのパスは正しくても、実行時のターミナルのカレントディレクトリが違うとエラーがでたよ

ちなみに

直接データを変更する場合、

aiu.webmのバイナリデータを受け取る
↓
バイナリデータからwavのデータに変換する
↓
wavファイルとして保存する


import ffmpeg
import subprocess

# バイナリデータを読み込む
with open('aiu.webm', 'rb') as f:
    input_data = f.read()

# ffmpegプロセスの実行
process = (
    ffmpeg
    .input('pipe:0', format='webm')  # 'pipe:0' は標準入力からデータを受け取る指定
    .output('pipe:1', format='wav')  # 'pipe:1' は標準出力にデータを出力する指定
    .run_async(pipe_stdin=True, pipe_stdout=True, pipe_stderr=True)
)

# ffmpegにデータを渡して、出力データを取得
output_data, err = process.communicate(input=input_data)

# 出力データをファイルに書き込む
with open('aiu.wav', 'wb') as f:
    f.write(output_data)

# エラーメッセージを表示（必要に応じて）
if process.returncode != 0:
    print("Error:", err.decode())