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売上あれば会社はつぶれない?いや、つぶれます。

弊社はどうやって売上をあげているのか

端的に言うと、弊社はWeb制作会社です。

端的に言うと、作ったWebサイト(ポータルサイトやECサイト、CMS、バックエンド業務サイトetc…)を売り、お客様からお金を頂くことが売り上げとなっています。
そのほとんどは受託の請負い案件で、社内で制作~開発~運用を行っています。

請負い契約とは

上記で「お客様からお金を頂くことで…」と簡単に書いてますが、そう簡単ではありません。

1.お客様:A商品をこういう機能で作ってください。
2.弊社:それなら〇〇円で作るので、買ってください。
3.お客様:了解!発注(注文)します!
4.弊社:承知しました!受注します。契約は請負契約です。

というような流れで注文を頂き、

5.弊社:作りました!納品します!ご検品(検収)お願いします!
6.お客様:不具合あるよ!直して!
7.弊社:承知しました!直しました!ご検品お願いします!
6.お客様:不具合あるよ!直して!
・・・

というように、6、7が何度か続くのが請負契約と考えてよいです。
要は作ったものに責任を持つため、検品が終わるまでお金は頂けない。という契約です。
その後、

8.お客様:納品物全て検品完了です!
9.弊社:ありがとうございます。ではご請求します。○○円をお支払いください!

ということで、やっと会社に売上げが上がるのです。

会社の血(お金)の流れ

上記例、1月に注文を頂き、翌々月3月31日に検収を頂いたとしましょう。
お客様からお金が入金されるのは、契約時の「支払いサイト」通りになりますが、
「通常は検収翌月の末日払い。」ということが多いので、その例通りとすると4月30日となります。
ということは、会社としては1月、2月、3月、4月の4カ月間はお金が減っていくだけ、、、の期間となっています。

その間の、社員の給料、保険料、家賃、光熱費、コピー代、コーヒー代、接待費など…それらのお金はというと、
・以前の12月までの売上
・他案件が2月に売上を上げて3月末に入金されている
・はたまた銀行から借金をして支払っている
など、色々なところからお金が出ていると思います。

これ、たとえ借金で支払いをしていてもそれが予定通りであれば何の問題もありません。
借金していたとしても予定通りに売り上げが上がり、返済ができていれば何の問題もないのです。
これはうまく会社のキャッシュフローが回っているということです。

キャッシュフローが回らなくなってしまうパターン

キャッシュフローがまわらないときー!
仕事が無く売り上げが全く無いときー!
というと簡単ですが、仕事があってもキャッシュフローが回らなくなる可能性はあります。
上記請負案件でいうと、6~7の納品スケジュールが予定通りに収まらず、検品が3日遅れたとしましょう。
たった3日と思いかもしれませんが、この3日で会社の血が回らなくなることもあります。

なぜだかわかりますか?
上記で書いたように、入金は検収翌月の末日払いと契約書にあります。検収日付は4月3日なので、入金は翌月5月31日となります。
会社としては1月~4月の4カ月間の減るお金の計算はしていたが、5月の減るお金は4月30日に入金されるお金を当てにしていました。ですが、「遅延3日」のせいで目論見は外れました。
おそらく5月に出ていくお金は、経営者の身銭、街金からの借金、どこからかわからない資本金の増資etc…から支払われることになります。
これは健全なキャッシュフロー(会社経営)とは言えません。
というか、経営どころか、会社が倒産。ということになりかねます。

PM、Webディレクター層が「予算を見る」 ということ

倒産しないために「お金の流れ、全部把握しろよ」ということではありません。それは経営層のすることです。
PM、ディレクター層がすることはキャッシュフローを意識することです。
具体的には、
・案件の予算は必ず把握する。
・その予算の内訳は?
 →Aさんの1か月は○○円、Bさんは××円、俺は△△円。3か月3人でやるから、合計おいくら。
 →それでは赤字だ。Aさんは2か月、俺は1.5カ月で計算すると・・・□□円の黒字!
・納期は?検収月は?入金月は?スケジュール(検収)が遅れることでキャッシュフローは回るのか?
これらは必ず考えておくべきことで、これらを称して「予算を見る」ということになります。

余談:
見積時は必ず黒字になる見積りをする。というのが鉄則ですが、赤字を出してもやるべき案件が稀にあります。これは経営者と相談しましょう。
要は、1次フェーズの開発は赤字だが、その後長期的にお付き合いすれば必ず黒になる。この案件が赤字でもキャッシュフローにも影響ない(他の案件が頑張ってる。現金いっぱい口座にある)。
よし!今は赤字でもやるぞ。というような経営判断が必要になります。

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