Open interpreterをDev Containerで動かす
Open Interpreter 超話題ですね!
「試してみたいけれど、ローカル環境で実行するのは何だか不安だし、Dockerで動かすのも何だか難しそうだし…」となっていたのですが、Dev Containerならサクッとコンテナ立ち上げられてできそう!と思って試してみました。
作った環境
作った環境はこちらです↓
https://github.com/5eiya/open-interpreter-devcontainer
- コンテナ諸々の設定はこちらの python3-poetry-pyenv のdevcontainerテンプレをそのまま利用しました。
- APIの種類ごとのフォルダを作成しました。
- pyproject.tomlに必要なライブラリ情報が記載してあります。(と言っても、open-interpreterとpython-dotenvだけですが!)
- .envファイルにAPIキーなどを記載して読み込むようにしました。
Setup
Clone or Download
適当な場所にCloneするかZipでダウンロード&解答してください。
.envファイルへAPIキー等を記入
.env_sample
のファイル名を.env
に変更し、 ファイルを開き、必要な情報を記入します。
Dev Containersで開く
VScodeにDev Containersをインストール
VScodeを立ち上げ、拡張機能から Dev Containers
をインストールします。
※Dockerをインストールしていない場合には、事前にインストールしてください。
フォルダを開く&コンテナ立ち上げ
CloneしたこのリポジトリをVScodeで開きます。
右下のポップアップの「コンテナーで再度開く」をクリックするか、画面左下のDev Containersのアイコンをクリックして「コンテナーで再度開く」をクリックします。
VScodeの左下の表示が変わり、コンテナが立ち上がったことが確認できます。
ライブラリのインストール
利用したいAPIのディレクトリに移動
GPT-4, GPT-3.5, AzureのAPIごとにディレクトリを分けています。
ターミナルを起動し、利用したいAPIのディレクトリに移動してください。
例えば、GPT-3.5のAPIを利用する場合には、ターミナルで
cd open_interpreter_gpt3
で移動します。
ライブラリのインストール
ターミナルで移動したら、 poetry install
コマンドを実行し、ライブラリをインストールします。
Open Interpreterの起動
上記のディレクトリ内で、 poetry run python open_interpreter.py
コマンドを実行します。
ターミナルでOpen Interpreterが起動し、対話モードが開始されます。
.env
に記載したAPIキー等を読み込んだ状態で対話モードが起動するので、APIキー等の入力は求められません。
※上記コマンドで自動的に仮想環境が立ち上がります。
Open Interpreterの終了
Open Interpreterを終了するには、 CTRL + C
で終了できます。
※仮想環境は自動で終了します。
Dev Containersの終了
VScodeの左下のDev Containersのアイコンをクリックし、 リモート接続を終了する
を選択すると、コンテナが終了します。
備考
- 利用するAPIごとに環境を分けていますが、
open_interpreter.py
の内容が異なるだけで、インストールしているパッケージは同様です。 - 別の仮想環境を用意したい場合には、 別フォルダを用意し(好きな名前でOK)、
.venv
以外のファイルをコピペ(利用するAPIのもの)し、上記のライブラリのインストール
を実行すればOKです。