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M1 Mac (Apple silicon)のTableauからSnowflakeへ接続に使うODBCドライバーは"mac64"版を選択する!

Last updated at Posted at 2023-04-18

はじめに

最近(もう結構前から?)、データウェアハウスのSnowflakeがかなり注目されていますよね!

そこで、今回はTableauからSnowflakeへの接続をテストしてみました!
その際にハマった点と解決策について紹介したいと思います。

今回の作業環境は以下のとおりです。
【作業環境】

  • チップ Apple M1
  • macOS Ventura 13.3
  • Tableau Desktop 2023.1.0

ODBCドライバーをダウンロードする

TableauからSnowflakeに接続するにはODBCドライバーが必要です。
Snowflakeのこちらの公式ドキュメントを参考に作業を進めます。

公式ドキュメントに従って、まずはiODBCをインストールします。

Mac用Snowflake ODBC ドライバーには iODBCが必要です。これは次からダウンロードできます。
http://www.iodbc.org/dataspace/doc/iodbc/wiki/iodbcWiki/Downloads

続いて、ODBCドライバーのインストールに移ります。
SnowflakeのMac用のODBCドライバーはintel mac用(mac64)とApple silicon用(macaarch64)2種類用意されています。
ダウンロードページ→https://developers.snowflake.com/odbc/

画面サイズにもよると思いますが、ダウンロードページにアクセスすると下記の画面になっています。
トップページにダウンロード用のアイコンがありますが、ここからのダウンロードはオススメしません。ここからダウンロードすると、自身のMacのチップにあったドライバーが選択されているのか分かりにくいです。
ODBC_-_Snowflake_Developers.png

画面を下にスクロールすると下記の画面が出てくるので、こちらから自身のPCに合わせたドライバーをダウンロードします。
arm64とある方がM1チップ以降のドライバー、無印版の方がintel Macのドライバーです。

しかし、さらにここで注意点です!!!!
通常であればM1 Macだからarm64のドライバーをインストールすれば良いと思うのですが、今回目的としているTableauからSnowflakeへアクセスするためにはM1 Macだとしてもintel版の方のドライバーをインストールする必要があります!
そのため、今回はArchitectureがmac64のドライバーをダウンロードしてください。

ここに気づかずにハマってしまいました…。

ODBC_-_Snowflake_Developers-2.png

なぜ、mac64のドライバーを使用するかと言うと、M1でのTableauはまだエミュレートで動作しているため、ドライバとアプリのアーキテクチャを揃える必要があるためです。
こちらがTableauの公式Q&Aです。

インストールしたpkgのダイアログに従ってインストールを進めます。

Tableauから接続する

ドライバーのインストールが完了したら、次はTableauからの接続設定です。

Tableauを立ち上げて、サーバーへその他に進み、Snowflakeを選択します。
Tableau_-_ブック1.png

続いて、接続のダイアログが出てくるので、必要な情報を入力します。
Snowflake_と_Tableau_-_ブック1.png

ユーザー名とパスワードは名前の通りで、ご自身のユーザー名とパスワードを入力します。
サーバーには、Snowsightへブラウザでログインし、左下のメニューを展開していくと、画像の場所にアカウントURLコピーがあるので、これをクリックし、サーバーのURLをコピーします。
それをサーバー部分にペーストします。(※ https://以降の部分だけをペーストすればOK)
Snowflakeを始めましょう-2.png

これでサインインをクリックするとSnowflakeに接続されます。

接続できなかったら

先程のTableauのQ&Aページにあるように、"To use this connector, you need to download and install the driver first." メッセージが表示された場合には、このページで紹介されているように、iODBCでドライバーを登録します。

  • iODBC Administrator64 アプリを立ち上げます。
    スクリーンショット 2023-04-12 17.10.48.png
  • ドライバータブを選択して、Addをクリックします。(※画面では既に追加されています。)
    iODBC_Data_Source_Administrator__Intel_64bit_.png
  • Description of the driver と Driver file nameをそれぞれ下記の通り設定します。
    • Snowflake
    • /opt/snowflake/snowflakeodbc/lib/universal/libSnowflake.dylib
      ※KeywordとValueの設定は不要です。
      ODBC_Driver_Add_Setup.png
  • OKを押して登録完了です。

上記が完了したら再度Tableauで試してみてください。

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