はじめに
はじめまして、株式会社スマートデバイス・テクノロジー(以下SDTと呼びます)で新人研修の担当をしています。
SDTでは、新入社員に3ヶ月間研修を実施しています。
未経験者でも9割くらいの方が、1ヶ月で基本的な実装ができるようになり、
3ヶ月後にはバリバリと開発ができるようになります。
SDTでは、もはや定番の勉強法ですね。
なぜ、ITスクールに通ったのに、テキストを読み進めたのに、開発現場で通用しないのか?
その答えは、開発現場を知らない人や現役でない人が
カリキュラムを作成しているからです。
また、市販のテキストは初心者に楽しんでもらうためのテキストが多い気がします。
その結果、趣味プログラマーの領域を超えられない。
(一部、そうではないテキストもあります。)
なぜ、SDTの研修を受講した人は、なぜ現場で通用するのか?
SDTでは、エントリーとして、IT1,2年生が現場で任されるタスクにフォーカスを当て、
最低限必要な技術に絞って研修をしています。
また、研修内容は常に更新され、可能な限り現場に直結することを心がけています。
研修内容の一部をご紹介
主な研修の流れは、下記のとおりです。
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1ヶ月目
基本文法 + 基本SDKの使い方を演習問題を通して実装する。(計80問)
成果物はコーディング規約に沿ってレビューし、一定の品質になるまで繰り返す。 -
2ヶ月目
一人で簡単なアプリを実装する。(5画面程度)
いずれのアプリも、サーバー間連携、DB管理、+ α
ソースコードは、Gitで管理する。 -
3ヶ月目
複数人で簡単なアプリを実装する。
スケジュール管理、進捗会議、チーム内レビューを行う。
まー、ここだけみると、
特別なことしてないじゃんと思うかもしれませんが、
最初の1ヶ月目の学習する順番と学習内容がミソです。
(詳細は、企業秘密です。)
学習方針
一世代前の研修生が先生役
レビューは私が実施していますが、疑問点等の対応はすべて、
一世代前の研修生が対応しています。
理由は、当社の企業理念である、「自他共育」の精神からくるものです。
これにより学ぶ喜びや教える喜びを感じ、習得度がぐっと上がります。
ちなみに、
超ベテランエンジニアから「こんなのもわかんないのかよ」って
言われる会社ありますよね。
お前も昔は、素人同然だったじゃないかー。。。
一番レベルの近い人から助言をもらうのが一番わかり易い。
答えは教えない、ヒントだけ
気合と根性でなんとかしろーという時代は終わりました。
ヒント(キーワード)を出します。
そこから答えを導けるように、調査やトライアルを繰り返し、
自己解決できる能力を身につけてもらいます。
ずばり、「魚を与えるのではなく釣り方を教えよ」です。
使用頻度の低い内容は、研修ではやらない。
はい、あれもこれも必要です。
でも本当にそれ、今 必要ですか???
「時には捨てる勇気を!」
研修で学習すべき内容は、幹の部分ではないでしょうか。
今、枝葉の部分は、必要ですか?
はい、捨てましょう。
それは、研修後にやりましょう。
まさに、「完璧を目指すよりまず終わらせろ」ですね。
SDTで採用している人
ずばり、「Action」を起こしている人です。
- やりたい ☓
- やっている ◎
これは、大きな違いです。
ただし、あれもこれもちょっとづつ、手を出して中途半端な人は
まずひとつのことをやり遂げましょう!
SDTでは、習慣化をテーマに社内一丸となって取り組んでいる最中です。
ちなみに、IT業務経験は不問です。
コミニュケーション能力、不問です。
さいごに
こんな仲間を募集しています。
- 単純にスマートフォンアプリを作りたい
- 開発リーダーやりたい
- 業務系開発や組み込み開発やっているけど、本当はコンシューマー向けの開発したい
- テストや検証作業に飽きた、開発やりたい
- フリーになったけど、やっぱり仲間と一緒に開発したい
開発パートナー様も随時募集しています