エンジニアのメンタルストレス対策
ストレスとうまく付き合う
エンジニアは様々な大きさ、粒度の問題を解決するのが仕事なのでストレスがつきものです。問題の複雑さや重大さとは関係なく、エンジニアが「感じる」ストレスも、状況と場合によって異なります。そのストレスが体調を悪くするほどのものになってしまうと悪影響になります。場合によっては仕事の成果に影響が出たり、休職せざるを得ない自体になってしまうかもしれません。
カンではなく、まぐれでもなく、エンジニアがどうやってストレスを乗り越えていけるのか、という点を考えてみたいと思います。
Qiita のストレスタグ
ここにもいい記事が集まってきそう!
https://qiita.com/tags/%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%ac%e3%82%b9
ストレス、という用語
Qiitaで「ストレス」を検索すると「ストレステスト」の記事がよく登場します。ITエンジニアにとって、「ストレステスト」とは「ある製品に負荷をかけた場合にきちんと動作するかを確認するテスト」のことなので、この記事の趣旨とは違うものですね。
Qiitaでメンタルストレス関連の情報を検索
「メンタルケア」、「メンタルストレス」などのタグで検索すると、いちばん近い記事が出てくるようです。
■Qiitaで、「メンタルケア」、「メンタルヘルス」、「メンタルストレス」のタグ検索
プログラマ的にストレスマネジメント、ストレスコーピングを理解する
自分をWindowsに例えると、タスクバーで確認できる「CPU使用率が一気に上がった状態」がストレスのかかった状態と言えるかもしれません。少々上がっても動作に問題はありません。でも、ずーっと 100%が続いている(ように体が体感している)場合には、少々調整することが必要ですね。それが続くとCPUの温度がどんどん上がってしまい、最悪「熱暴走」が発生してしまいます。そうなる前に対策を打てれば、長く動作を継続でき(=エンジニアとしての仕事を続けられ)そうです。
・「ストレスコーピング」は、「自分の負荷が上がったことに敏感に気づき、対策をすぐに打てる」技術のことらしいです。
・「ストレスマネジメント」は、「そもそも自分の能力(PCスペック)に対する現在の状態を考えて、バランスが取れているのかを管理する能力」とも言えますかね。
知る必要があること
・どうやってストレスが瞬間的に上がったことに気づけるのか(心の中のデーモンプログラムでポーリングするとか、イベント駆動で何かをトリガーにして気がつくとか。)
・どうやって、瞬間的に上がったストレスに対応するのか(ストレスに気がついた時の対応ロジック、アルゴリズム。)
世の中には色々良書がありますので、エンジニア的解釈を施して応用してみたいと思います。
今後、書きたいこと
・「アンチウイルスソフト」のように「アンチストレス」処理を自分にインストール!(トレーニングで実装できる。まずは深呼吸メソッドから。)
・負荷がなければいいわけじゃない、ストレスは悪いだけじゃない
・良いコミュニケーション。メニューから操作することもできるけど、ショートカットキーとマクロもあるはず。(上手なコミュニケーションの仕方を学ぶ)
・ログ(記録)から気づきと学びを得る!
・無限ループから抜け出すための、心の処理の"break"コマンド
・プログラム(問題、タスク)がOS(私)を支配するのではなく、OSがプログラムをコントロールする。
ChatGPTに聞いてみた
プログラミングをするエンジニアがメンタルケアを考える上で役立つ、メンタルコーピングの例を以下に示します。
マインドフルネス:日常のプログラミング作業に集中し、現在の状況に注意を払うことでストレスを軽減します。
エクササイズ:定期的な運動やストレッチを取り入れることで身体的なリフレッシュを図ります。
ペースの調整:作業の時間管理や休憩のスケジュールを設定し、効果的な働き方を実践します。
問題解決の分割:大きな問題を小さなタスクに分割して取り組むことで、ストレスや圧迫感を軽減します。
コミュニケーション:同僚や上司とのコミュニケーションを活発に行い、困難な状況や感情を共有することで負担を軽くします。
プロジェクトの優先順位付け:タスクやプロジェクトの優先順位を明確に設定し、焦りやストレスを軽減します。
リラックス法の活用:深呼吸、瞑想、ヨガなどのリラックス法を活用して、緊張や不安を和らげます。
趣味や興味の追求:プログラミング以外の趣味や興味を追求することで、心のリフレッシュを図ります。
タイムマネジメント:プログラミング作業に適切な時間枠を設定し、予定外の残業やストレスを減らします。
チームサポートの活用:チームメンバーやマネージャーと協力し、仕事の負荷を分散させることでストレスを軽減します。
これらのメンタルコーピング戦略は、プログラミングをするエンジニアが日常的に適用することで、メンタルケアとストレス管理に役立つでしょう。
参考になるリンク
・厚生労働省 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト ストレスタグ
・東京都労働相談情報センター 働くあなたのメンタルヘルス
・メンタルケア協議会