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【Spring Boot】Webアプリケーション作成の流れ(概要編)

Last updated at Posted at 2024-04-20

はじめに

 Spring Bootを使って1からWebアプリケーションを作成する方法を説明します。
 今回Spring Bootを選んだ背景として、Javaのフレームワークについて調べると、モダンなJavaプロジェクトの開発にSpring Bootが利用されているという記述を多く見かけたことと、職場で導入していなかったため学習目的が大きな理由です。
 最終的にブラウザで画面を表示して、データの取得、登録、更新、削除するところまで実装していきたいと思います。

Spring Bootについての基礎知識

 Javaの代表的なフレームワークのSpring Frameworkには、数多くのフレームワークが内包されており、用途に応じて開発者が適切に組み合わせて使用する必要があります。この導入難易度の高さを解決するために開発されたのが、Spring Bootです。Spring Bootは、自動設定機能によりWebアプリケーションの開発における、煩雑な各種設定を容易に設定することができるため、導入コストを比較的抑えることができます。
 また、Spring Bootはアプリケーションの構成やリクエストマッピング、DIなどの機能をアノテーションを使用して指定します。StrutsなどXMLファイルで行っていた設定をJavaファイル内で行うことで、Javaプログラマーにとってはコードの可読性が上がることも大きな特徴です。

作成の大まかな流れ

1.プロジェクトの準備

開発環境の準備

IDEの選定
JDKのインストール
ビルドツールの選定
Spring Initializrを使って、プロジェクトの雛形を作成

2. アプリケーションの構成の作成

Controllerの作成(リクエストを受け付け、処理、レスポンスを返すクラス)
Serviceの作成(ビジネスロジックを担当するクラス)
Repositoryの作成(データベースへのアクセスを担当するクラス)
テンプレートエンジンの設定(Thymeleafなどのテンプレートエンジンを設定)

3. 実装とテスト

2で作成したクラスに具体的な処理を記述する。
ローカルで実行
WARファイルを作成し、Webサーバーにデプロイ

まとめ

今回は、Spring Bootの概要について説明しました。次回からは、実際にプロジェクトの作成に入ります。

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