はじめに
背景
WebアプリケーションをJavaのSpring Bootで作成することになり、データベースなどを1から準備することになったので、記事にまとめてみました。
この記事でわかること
- MySQLのインストール
- ユーザーの作成、権限の付与
- データベース、テーブルの作成
MySQLのインストール
インストールや初期設定には以下の記事を参考にさせていただきました。
基本的にはデフォルトの設定でOKですが、ルートアカウントのパスワードの設定が必要なので注意が必要です。
ユーザーの作成、権限の付与
MySQLのインストールしたら、管理者権限でコマンドプロンプトを開き、ルートユーザーにログインします。
mysql -u root -p
パスワードを聞かれるので、インストール時に設定したパスワードを入力するとログインできます。
以下の文でユーザーの作成を行います。
--ユーザ作成とパスワード設定
CREATE USER 'ユーザー名'@'localhost' IDENTIFIED BY 'パスワード';
作成したばかりのアカウントには権限が付与されていないので、データベース作成、テーブル作成などができません。ルートアカウントの状態で権限を付与します。
--全ての権限の付与
GRANT ALL ON *.* TO 'ユーザー名';
今回は全ての権限を付与しました。
試しに作成したユーザーでログインしてみましょう。
mysql -u 'ユーザー名' -p
サンプル用のデータベースを作成します。
CREATE DATABASE sampledb;
Query OKと出力されれば成功です。
次にテーブルを作成します。
CREATE TABLE sampledb.Sample (
Id int(5) NOT NULL PRIMARY KEY,
Memo varchar(200)
);
Query OKと出力されれば成功です。
以上で、MySQLの環境の準備が完了しました。
ユーザーの作成、権限の付与などは以下の記事を参考にさせていただきました。
まとめ
今回はMySQLのインストールからテーブルの作成までをまとめました。