LoginSignup
8
4

More than 3 years have passed since last update.

StencilJSの日本語翻訳プロジェクトについて

Last updated at Posted at 2019-12-02

この記事は、Ionic Frameworkアドベントカレンダー2日目の記事です。

StencilJSの日本語翻訳プロジェクトについて説明します。
StencilJS日本語サイト

StenilJSとは

Ionicチームが開発したWebコンポーネント作成ライブラリです。StencilJSを使うと、JSX + TypeScript + SASSでWebコンポーネントを開発できます。

StencilJSは次の機能を持ってます。

  • Virtual DOM
  • 非同期レンダリング(inspired by React Fiber)
  • リアクティブデータバインディング
  • TypeScript
  • JSX

最近では、Ionicに限らず利用され始めてます。アップルがStencilJSの求人をだしていたり(Apple TVのサイトで使ってる)、Amazon AmplifyのドキュメントがStencilJSで構築されていたりします。URL

StencilJSの日本語翻訳プロジェクト

StencilJSには、日本語翻訳プロジェクトがあります。ただし、この記事を書いている段階ではまだ、トップページしか翻訳されていません。
StencilJS日本語サイト

2019/8月ごろに勢いでjpドメインを取得しましたが、そもそも翻訳プロジェクトをやったことがない&技術書典7&技書博2と執筆活動が重なり、今日まで手を出せずにいました。

というわけで、アドカレ駆動で、コントリビュート手段&ジポジトリを整備することにしたのです。

コントリビュートするには

改めて、本ドキュメントにコントリビュートする手段ですが、次のワークフローで行います。

ワークフロー

  1. 本レポジトリをForkする
  2. 翻訳作業のIssueを作成する
  3. 翻訳する
  4. プルリクエストを作成する

0. 本レポジトリをForkする

まずは、このStencilJS日本語ドキュメントのリポジトリをFolkしましょう。

1. 翻訳作業のIssueを作成する

Issueをたてて、自分が翻訳する場所を明確にしましょう。他の人と被らないようにする配慮です。
参考:https://github.com/ionic-jp/stencil-docs/issues/1

2. 翻訳する

翻訳しましょう。翻訳するファイルは「./src/docs_ja」ファルダの中にある.mdファイルが対象になります。
一部、src/componentsフォルダの中にあるlanding-page.tsxとかも対象になりますが、追々考えます。(アイデア求)

3. プルリクエストを作成する

翻訳が完了したら、プルリクエストを送ってください。(たぶん)私が、マージ作業を行うので、マージされると、Netlifyが自動的に動いて、本番環境に反映されます。
参考:https://github.com/ionic-jp/stencil-docs/pull/2

まとめ

いかがでしたか?
結構、簡単だと思いませんか?
StencilJSは日本ではまだあまりメジャーではありませんが、海外では使われ始めています。今後、StencilJSを使ったUIフレームワークがどんどん登場し、日本でもメジャーな存在になる可能性がありあす。

なので、興味のある方は先行投資と思って、いまのうちに日本語翻訳プロジェクトに強力お願いします。
翻訳作業を通して、StencilJSについて、深く知ることができる良い機会になると思います。

それでは。

付録

日本語翻訳プロジェクトを作るに当たって、考慮した点を残しておきます。

フォルダ構成

StencilJSの公式ドキュメントの変更を取り込むため、docsフォルダとdocs_jaフォルダに分けました。docsフォルダが元の英語ファイルです。

ちなみに、docs_jaにフォルダを変更するに当たって、scriptsファイルを書き換える必要があります。
変更したのは以下のファイル。
scripts/markdown-to-html.ts
scripts/site-structure.ts

コントリビュート手順について

これは、ionic-docsの日本語翻訳プロジェクトを参考にしました。
こちらは、本家Ionic Blogでも取り上げられたりと、盛り上がっているので是非みてみてください。
Ionic Framework日本語ドキュメント
Blog:My Ionic Story

8
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
8
4