ほんの少しの小ネタ、備忘録として。
こちらで PlantUMLのなにこれレイアウト を打倒されてますが "left to right direction" を使った時点で返り討ちに遭ったと感じます。
なにせ left to right をかますとレイアウト指示の方向感覚を崩されてしまいます。
それでいろいろ考えたのですが単純な答えにたどり着きました。
@startuml
rectangle {
class b
class d
}
a -ri-> b
c -ri-> d
a -[hidden]- c <<追加
b -[hidden]- d
d -ri-> e
@enduml
こうです。
なぜ b - d 間を縦繋ぎしたのに、a - c 間を縦繋ぎしなかったのでしょうね。
これは結果的に解決できるケースでスッキリしましたが、PlantUML の自動レイアウトは本当に変なふうになるので困ります。
どういうロジックで作るとそうなるんだ!?と叫びたくなることが頻発します。
特に状態遷移図ですね。その矢印、直線でいいから!曲げなくていいって!
自動レイアウトに任せておけばそれなりにはしてくれるんじゃないの?
右だって言ってんだろうが!右向きになれよ!
こういう問題と戦う時間が、実際の作業の大半を占めるというのが情けない。
それでも UML 描画ソフトみたいなのと Word とかの組み合わせで作るより、Markdown Preview Enhanced で打ち込んだほうが早い気がします。
それにレイアウト問題で悩むことで、逆に設計が洗練することもあります。
そもそもレイアウトがおかしくなるのは設計の複雑度が一定を超えたときなんでしょうね。
なので複雑度を下げることでレイアウトが正常化する、なんてことに。
設計する段階でそれなら良いのですが、既成品の説明を表現するにはそれじゃ困ります。
もしかしてこういう思考って Excel 方眼紙を好む日本人的感覚だったり?