弊社では業務端末にMacを利用しているのですが、気づいたら利用可能ストレージが少なくなっていたので、ストレージの最適化を行いました。
前回記事から約1年・・・550MBだと!!!!?
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Macストレージがシステムデータでいっぱいな原因がRancher Desktopだった話
結果
ESETのアップデータファイルは、自動削除されず蓄積されていくようなので、定期的に削除した方が良い。
※必ず確保できるわけではございませんので、参考程度にお読みください。
対象者
- Macのストレージ最適化をやったことがない方
- →初めに前回記事を参考ください
- Macの利用可能ストレージがなぜか少ないと感じる方
- ESETを使っている方
前提
今回の記事の対象となるMacは、下記の仕様です。
- MacBook Pro (13-inch, M1, 2020)
- チップ:Apple M1
- ストレージ:251 GB
ストレージ最適をやっていく
今回もいつもように調査していきます。
ターミナルで下記コマンドを駆使して、サイズが大きいディレクトリを深掘りしていきます。
前回は、du
のオプションで-h
をつけていましたが、オーダー(G,M,K)が変わると分かりづらいので外しました。
% du -s /System/* | sort -nr
今回見つけた容量を使っているディレクトリはこちらです。
% du -h /System/Volumes/Data/Library/Application\ Support/ESET/esets/modules/data/updfiles/base_nonnups
33G /System/Volumes/Data/Library/Application Support/ESET/esets/modules/data/updfiles/base_nonnups
調べて見ると、ESETのアップデータのファイルのようで、削除しても良さそうでした。
※念の為、削除する場合は戻せるようにしておく等、自己責任でお願いいたします。
参考)
updfiles/base_nonnups が肥大化している - ESET セキュリティ フォーラム
他の不要ファイルもいくつか削除し、
下記の通り、60GBまで確保できました。
結論
今回も、Macのストレージを見直した結果、60GBも空きスペースを確保できました。
やはり定期的な見直しは必要ですね。
そして毎回、違うアプリで容量を食っているというのも見直しが必要な理由。
果たして一時的な不具合なのか、そういうアプリなのか
おわりに
このシリーズ2回目ですが、開発をしていると急に動作が重くなったり、「アプリケーションメモリが不足しています」というダイアログで使っているアプリの強制終了を促してきたりします。
ストレージが少なくなってくると(流石にMBオーダーまで減ってたのは放置しすぎたかもしれません。)、業務への影響が出てきますので、定期的に見直しましょう。
皆さんこういう事象は発生してないですか?こんな方法あったよーみたいな関連する事象や解決方法があれば、ぜひ聞いてみたいです!