【備忘録・GAS】ドキュメントの場所は？サンプルプログラムも記載

はじめに

GAS（Google Apps Script）で開発をしていて、
いつもドキュメントを探すのに時間がかかっていたので、
よく見るページのURLをまとめておきます。

GASの公式ページ

GASの公式ページであり、
さまざまなApps Script サービスとプロジェクトリソースについて、
まとめられています。

スプレッドシートで使用できる機能を確認したい場合は
画面左のスプレッドシートを選択し、
その中から使用したい項目を選択します。

Calendar、Drive、Gmailなどの機能の使い方も確認可能です。

スープレッドシートでよく使う機能

下記はスープレッドシートでよく使う機能です。

SpreadsheetApp

スプレッドシートのファイル（シート）にアクセスして、
値の参照・変更、シートの挿入・削除など、
スプレッドシート単位で操作ができます。

Spreadsheet

スプレッドシートのファイル（シート）にアクセスして、
値の参照・変更、シートの挿入・削除など、
シート単位で操作ができます。

実装方法

スプレッドシートからシートを取得し、
シートから全ての値を取得するサンプルプログラムです。

スプレッドシート

シート名：「社員」

Main.gs

// 整形：「Shift+Alt+F」

function myFunction() {

  //console.log("Hell0 Google Apps Script");

  const book = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();  // アクティブのスプレッドシートを取得

  /**
   * スプレッドシートのシートを取得
   * 
   * @param sheetName シート名（String）
   * @return sheet Sheetオブジェクト
   */
  const getASheet = (sheetName) => {
    const sheet = book.getSheetByName(sheetName);

    return sheet;
  }

  /** 
   * シートから全ての値を取得
   *  
   * @param sheet Sheetオブジェクト
   * @return data シートの全データ
  */
  const getSheetData = (sheet) => {
    const data = sheet.getDataRange().getValues();

    return data;
  }

  const sheet = getASheet("社員");    // スプレッドシートからシートを取得
  const sheetData = getSheetData(sheet);  // シートから全ての値を取得

  console.log(sheetData);             // シートから全ての値を表示
  console.log(sheet.getLastColumn()); // シートから最終列を取得
  console.log(sheet.getLastRow());    // シートから最終行を取得
}

実行結果

実行ログ
10:11:16 お知らせ 実行開始
10:11:17 情報 [ [ '名前', '性別', '年齢' ],
[ '佐藤', '男', 22 ],
[ '田中', '女', 32 ],
[ '江藤', '男', 27 ],
[ '高橋', '男', 44 ],
[ '遠藤', '男', 41 ],
[ '山田', '女', 55 ],
[ '山下', '女', 35 ],
[ '木村', '女', 20 ] ]
10:11:17 情報 3
10:11:17 情報 9
10:11:17 お知らせ 実行完了

まとめ

GASのドキュメントの場所、簡単なサンプルプログラムについて、
記載しました。